企業とインフルエンサーの
スナップチャット活用術5選
スナップチャット発祥の地、アメリカではすでに多くの企業やデジタルインフルエンサーがスナップチャットを利用したプロモーションやブランディングに乗り出しています。今回はMayukoが個人的にこれはすごい! と感心した事例を5つご紹介します。
1.H&MがKENZOとのコラボレーションの一部をスナップチャットでチラ見せ
年に一度、誰もが憧れるハイブランドとコラボレーションし、夢を現実にしてくれるH&M。2016年はKENZOとのコラボレーションで、ファンの間では話題になっています。そんな待望のコラボレーションルックの一部を、H&Mはスナップチャットを使って独占的に公開!これにより、内容が気になるファンたち(私を含む)は、一斉にH&Mのスナップチャットをフォローしたのでした。
2. ブルックリン・ベッカムが1日だけバーバーリーのカメラマンに!
英国ブランドバーバーリーとゆかりのあるベッカムファミリーは、これまで何度もデジタルキャンペーンに登場してきました。ベッカム家の長男として知られるブルックリン・ベッカムは、バーバーリーの一日カメラマンに就任し、趣味だった写真の才能を披露。その様子は同ブランドのスナップチャットで公開されました。
3. スナップチャットをセルフブランディングに利用したブロガーたち
シンガポール発のインフルエンサーとして活躍しているYOYO CAOは、インスタグラムの写真上では、淡白で冷たそうに見えるフォロワーに言われることが多かったそう。実際はとてもお茶目でチャーミングな部分があるのに、完璧に加工された写真上では残念ながらパーソナリティーまでは伝えることができませんでした。けれど、スナップチャットのおかげで、もっとパーソナルでリアルな側面をフォロワーとシェアすることができるように。こうしてフォロワーたちの共感を得て、更なるフォロワー獲得にも成功しました。同じくファッションブロガーとして世界を股にかけるAimee Songもスナップチャットを活用して、華やかな生活の裏側をフォロワーたちとシェアすることで、ファンたちと更に密接に関わっています。
4. オバマ夫人がスナップチャットで若者たちにアピール
米大統領妻であるミシェル・オバマ夫人は、教育政策にとても熱心で発展途上国にも積極的に足を運び、教育の大切さを世界に伝えています。そんな彼女が、もっと若者にも自身のメッセージをアピールしていきたいと、スナップチャットの公式アカウントを開設!U.S. First Lady Visitの一部始終やホワイトハウスでの様子を公開するという画期的な試みを行い、多くの若者が関心を寄せました。政治の世界にまで浸透しつつあるスナップチャット、すごいです。
5. 米系広告会社のBBDOがソーシャルチーム強化のため社員にスナップチャットを使ったユニークなテストを実施!
BBDO Stories from Michael Gentile on Vimeo.
ニューヨークを拠点とする広告会社のBBDOは、社員をSNSに精通させるためにスナップチャットを使った試験を行いました。内容は、スナップチャットの24時間消えないマイストーリー機能を利用して、毎日違ったテーマに沿った写真やビデオを投稿するというもので、自ら最新のテクノロジーを使って学び、そこから得た知識やノウハウをクライアントに伝えていくことが目的。最終的に、「BBDO STORIES」という一本の動画にまとめられ、公開されています。今まで私が出会った30代、40代のほとんどが、「スナップチャットが理解できない、使い道が分からない」と疑問の声を漏らしていましたが、こうやってソーシャルメディアを日々の生活に組み込ませれば、より理解が深まりそうですよね! まとめ インフルエンサーと企業のスナップチャット活用術いかがでしたか?今やファッションから政治まで様々なシーンでスナップチャットは活用されています。スナップチャット以外にも多くのソーシャルメディアが存在する今の時代に、すべてのプラットフォームを理解しておくというのは、ビジネスにおいて間違いなく強みになりそうです。
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