恋愛・結婚の必勝本!『男のトリセツ』
おネエブロガー白鳥JAY子さん(後編)

読者の恋愛相談に答えるコンテンツが話題の大人気ブログ『♂♂ゲイ妻から習う・上手な旦那の操縦法♂♂』を書籍化した『男のトリセツ(河出書房新社)』著者で “勝ち組おネエ”の白鳥JAY子さんを直撃した後編。★前編はコチラ⇒恋愛・結婚の必勝本!『男のトリセツ』おネエブロガー白鳥JAY子さん(前編)

 

英語の身につけ方などについて伺った前編に続き、後編では国際結婚の魅力と厳しさ。また、海外に比べて劣るといわれる、日本人のコミュニケーション能力の問題などについてお伺いしました。

 

♥さらに後半では、悩める女子の恋愛相談を白鳥さんが一刀両断!”外国人好きで、遊ばれがちな女”と“恋愛の仕方を忘れた女”2人の相談もどーぞ!

 

ーーカナダ人と旦那様と同性婚した白鳥さん。国際結婚の魅力ってどんなことですか?

 

やっぱり楽しい!
国はもちろん、言葉も、見た目も全部違う相手。

ひとつのコトでもお互い全然受け取り方や感じ方が違う。そういうのをひとつ一つ発見して行くのが、とっても楽しい。

お料理も何作っても美味しい!と言って喜んでくれるし、旦那がはじめは食べられなかった日本食もあったんだけど、どんどん食べられるようになって、今では日本食大好きになっちゃって。
海外に住んでるけど、日本にいる日本人より日本食、食べてるわ?爆

毎日愛妻弁当も作ってるんだけど、旦那の会社でもとても評判が良くて、みんな携帯で写メを撮ったりしてるくらいなの。
日本人はお弁当の文化があるけど、カナダ人はないから、アタシの旦那の会社の人達は、「俺も日本人のお嫁さんが欲しい~、紹介して~」とよく言われるそうなの。

逆に毎日食事を作らなくても文句を言わないし、週末は旦那が料理してくれたりもするから、とっても楽だしいい感じ。料理、家事は女がヤルもの!って決まってないのが有り難い。

国際結婚って、とってもロマンチック♪

バンクーバーでの生活は、全てがキラキラしていて、好きなモノに囲まれて、ドリームワールドに住んでる感じ♪

 

ーー入籍の手続きなど、大変だったことはありますか?

 

アタシ達は旦那の地元で、カナダ人+日本人の国際ゲイカップルで、はじめての同性愛婚を法的にしたカップルだったの。
2005年のカナダの法律改正後すぐに籍を入れたから、なにもかもがはじめて。
永住権も本当に貰えるのかしら?と思って、不安ばかりの毎日だったわ。

前例がないだけに、結婚式の神父さん探しだけでも本当に苦労したの。
同性愛が嫌いな神父さんも沢山いるしね。

ビザの申請は弁護士に頼んだわ。面倒なコトはお金で解決!みたいな。笑
(でないとカナダ人って適当に仕事してるから、大切な書類無くしちゃうコト多くて、あの書類もう一度出して?とか言うのよ!!)

みんなが普通に出来るコトが、同性愛カップルにはそうではない。
一緒に住む部屋を探すだけでも、男2人を受け入れてくれる場所もなかなかね。

大変だと言えば、全て大変なことばかりよ♪

 

ーー旦那さまとの結婚生活で、印象的だったエピソードはありますか?

 

アタシの誕生日に、笑顔で“デカイ菊の花束”をくれたコト。
誕生日なのに、お葬式な気分になったわ?爆

 

ーー日本には漠然と、「国際結婚したい」「かわいいハーフの子供がほしい」と考えている女性がたくさんいます。そんな女性に、外国人のパートナーをゲットするアドバイスがあれば教えてください。 また、「国際結婚はそんなに甘くない!」などのご意見もあればお願いします。

 

みんなひとつ勘違いしている点は、ハーフの子供はみんな可愛い!というコトっ!!
アタシ……、バンクーバーにかわいいハーフの子供はみたコトなないです。笑
みんなTVを見てるから、ハーフの子供は“みんな”かわいい!! なんてよからぬイメージがあるかも知れないけど……。

外国人と結婚してハーフの子供が欲しい!と言うのは簡単だけど、運良く外国人の旦那をゲットしても、金銭的な面で子供を持てなかったり、子供が嫌いな外国人も沢山いるので、子供は作らない!と言われて離婚になったり。

海外は基本、日本より離婚率が高いので、子供を産んでかわいい子を育てる……という前に、まずルーザーな旦那で稼ぎが悪い!とか、職がなかなか見つからない!とか、イヤならスグ辞めるので仕事が続かない!とか苦労しているケースが多いわよ?

かわいい子供が欲しい!育てたい!と思うならば、キチンとした職の男性で結婚前に子供が欲しい派か?欲しくない派?か確認した方がいいわよ!

一時の好き!だけの感情や、外国人男性だから!とか、海外に住みたいから!なんて感情だけで、結婚しちゃうと海外生活は厳しいわよ?  ▶続きを読む

 


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