商品価値を裏付ける根拠としては弱い
英語の広報でどう言う?【190】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、広報で使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします。

商品の価値ってなんだと思います? 今までにない独自性やこだわって開発した利便性も 価値というのとは少し違うのかもしれません。 商業施設のオープン・イベントで高級チョコレートが配られていました。 その横ではピエロがバルーン・アートを作っています。どちらも無料ですがうれしいのは? 大人ならほとんどの人が高級チョコレートを選ぶと思いますが 子どもはバルーンの動物を選ぶもの。価値は人によって違うんです。

 

They are not strong evidence enough to substantiate the value of our product.

ゼイ・アー・ナット・ストロング・エヴィデンス・イナフ・トゥ・サブスタンシエイト・ザ・ヴァリュー・オブ・アワ-・プロダクト

それでは商品価値を裏付ける根拠としては弱いな。

 

こんなフレーズ

 

evidenceは証拠、根拠という意味です。 substantiateは自分の主張を裏付ける(give support to a claim you make)こと。 価値は人によって違うということを踏まえると価値を感じてもらうには モニターやユーザーの実体験が一番ということになるでしょうか? ほんとうにその商品に価値を感じているのならきっとほかの人にも伝わるはずです。 インパクトのあるユーザーのコメント(prominent testimonials)は 必ずや消費者の心を引き付けるでしょう。もちろん表現の上手下手はあるでしょう。 そこをいかにすくい上げて消費者の琴線に触れさせるかが腕の見せ所です。

 

どんな場面で使える?

 

press release(記者発表)でのスピーチ内容やパンフレットの記載等々を見ての 率直な意見です。ダメ出しをするだけでなくそれならこうしたらどうか という提案をするなどいっしょに考えてあげてくださいね。 もしユーザーのコメントにインパクトが乏しいなら具体的な数値や(numerical statistics) や詳細な事例分析(detailed case analyses)で補いましょう。 根拠のない猛プッシュは消費者離れを呼び込むだけです。

 

これも一緒に覚えよう

 

Include more support and evidence regarding the quality of the product.
(商品の品質を裏付ける根拠をもっと盛り込もう。)
In short, substantiate your claims.
(つまり宣伝内容を確証できるものにしないとね。)

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