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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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ENGLISH TIPS
2014.02.18

英語版「頭痛が痛い」 同じ意味の
言葉を繰り返す“トートロジー”とは

英語学習、勉強してる?

「頭痛が痛い」、「新年あけましておめでとう」――。
こんな文法の間違い、みなさんも一度は経験したことがあるのでは? このように一文のなかで同じ意味の言葉が重複することを“重言”と言って、過剰な表現ゆえに多くの日本人をイラッとさせる要注意な表現です。この間違い、英語にはないのかと思いきや、ちゃんと存在していました。その名も「Tautology」。カタカナにすると、「トートロジー」。大事なワードなので2回言いました。そして、ご多分に漏れず、外国人にとってもイラッとしてしまう表現なんだそうです。そこで今回は、外国人と話すときに気を付けたい「Tautology」をご紹介します!

 

英語の重言「Tautology(トートロジー)」

 

 I want to go to Sahara desert.(サハラ砂漠砂漠に行きたいな)

 I want to go to Sahara.(サハラ砂漠に行きたいな)

 

誤 The price is expensive.(その値段って価格が高いよね)

正 The price is high.(値段が高い)

 

誤 At this moment in time.(今の現状はね)

正 at this time.(現状で)

 

 He walk alone by himself.(彼はひとり単独で歩いてるよ)

 He walk alone. (彼は一人ひとりで歩いている)

 

 We export our products overseas.(弊社では製品を海外に輸出しております)

 We export our product.(弊社では製品を輸出しております)

 

誤 I went to see the Morning sunrise.(朝の日の出を見に行ったんだ)

 I went to see the sunrise.(日の出を見に行ったんだ)

 

 That free gift is wrapped paper.(その無料のギフトは紙で包まれているよ)

 That gift is wrapped paper.(そのギフトは紙に包まれているよ)
※ 「gift」は「無料の品」の意。

 

誤 I perform new innovation of myself.(自分に新しい革新を起こしてみせるよ)

 I perform innovation of myself.(自分を革新してみせるよ)

 

 Please first introduce yourself.(最初の自己紹介をして)

正 Please introduce yourself.(自己紹介をして)
※ 「introduce」には、もともと「最初に紹介する」という意味があります。

 

「過剰かな?」と思ったらトートロジー。単語をただ覚えて終わりではなく、言葉の意味をよく考えてみることで、こういったミスは避けられます。読者のあなたも、外国人の人と会話を話すときは、何が何でも是非、頭に入れて記憶しておきましょう。

 

構成・文/山川俊行(編集部)

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