残業、接待はNG!

イギリス流、社員の心得

日本人の知らない 

海外就職で本当に必要なスキル

日本人の国民性が全体的に「きちんとしている」というのは世界でも有名です。作業が丁寧なこと、責任感が強く最後までやり抜くという印象があるようで、どこの国の人にお会いしても日本人の印象はたいてい一緒です。上司やクライアントに言われたことは丁寧にきちんと仕上げるという日本人ですが、それだけでは欧米社会では生き残っていくのは難しいかもしれません……。

 

 

ー上司から指示されたタスクをこなすだけはNG

 

新しい職場にいくとまず上司がいて、様々なタスクが与えられますが、頼まれたタスクをこなし、手ほどきを受けることだけが新人の仕事ではありません。年齢、ポジション問わずにどんどん仕切りましょう。自分が最高の仕事ができるように考えて、必要なモノを揃えてください。初日に質問が100でてこない新人は「やる気の無い人」というレッテルを貼られてしまいます!

与えられたタスクを効率よく、価値を最大限に生産できるようこなすのがどんな仕事でも大切です。与えられた仕事がやるべき仕事とも限りません! 常に社長のマインドセットでいることは多くの会社で重要視されはじめています。

与えられたタスクについての疑問は、自分が納得いくまで確認しましょう。軸は自分。周りの反応が多少厳しくてもここは貫くべきところです!

 

ー嫌いな仕事は手を抜く

 

これは書こうか書かないか迷いましたが……嫌いな仕事は頑張っても仕方がありません! ずばり「他人の嫌がる仕事をすすんでする」事にメリットはあまりありません。その心は、他人が嫌がる仕事をすすんでしてくれるからと、増えるのは他人が嫌がる仕事のみ。いなくなると困るからとある程度チヤホヤされながら末永くいつまでも他人の嫌がる仕事をするハメになります。デキる人は自分の本当の力を発揮できる仕事を選びます。くだらない仕事に時間を費やしてしまう人はその行為自体が冴えないと反省しましょう。

 

ー残業はしない

 

普段から残業していると、こんなタスクも勤務時間以内に片付けられないのかと目をつけられてしまいますよ。ここぞという時に、大事な時に、時間を費やしたいタスクに時間をかけてください。

 

ー接待なんて必要なし

 

同僚との付き合い、お客さんとの付き合い、義務は全くといってありません。宗教がらみでお酒を飲まない人もいます。行きたい飲み会だけに参加しましょう。嫌な人に付き合っていても、嫌な仕事と同じで嫌な付き合いが増えるのみです。お酒がまずくなってしまいますよ。お酒は楽しむのが世界共通のルールです!

 

伊勢 音亜(いせ・おとあ)

英国在住暦20年。社会人暦10年のうち、9ヵ月を日系イベントのプロジェクトマネジャー、1年はamazon社で翻訳、トータルの8年ちょっとを元コンサルタントの英国起業家のもとでしごかれる。VC、スタートアップ、飲食業界、ブランディングなど幅広い業界にて幅広い人材と幅広い経験を持つ。現在は英国LEON社にてエンゲージメントを担当。

「人を動かす英語術」紹介しているブログもチェック→  http://ameblo.jp/otoa-ise/

 


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