「メリクリではなくハピホリ?」

DOGAの永住権取得奮闘記

【近況報告】

明けましておめでとうございます! と言ってもこの記事を書いているのはクリスマスとなりますが(笑)前回ボランティアについて紹介させて頂きましたが、その後も毎日順調に通っています。やはり毎日通うと職場のスタッフにも名前や顔を覚えてもらえます。周りの人とちょっとした会話が生まれると楽しいものですね。日本は年明けですが、今回はカナダのクリスマスについて話したいと思います。カナダではクリスマスイブ(24)、クリスマス(25)、そしてボクシングデイ(26)の3連休となっております。 僕はカナダでクリスマスを祝うのは2度目なのですが、こちらのクリスマスは日本のものと違うことがいくつかあります。カナダは多文化な国ですのでもちろん「クリスマスとは?」と一括りにできないのは承知の上で、本日は日本のクリスマスと比較してみて異なる点をいくつか紹介してみたいと思います!

「カップルと」ではなく「家族と」

 

クリスマスって日本では家族と過ごす時間というよりも、カップルとロマンチックな時間を過ごすイベントと捉えている人が多いですが、こちらカナダでは家族と顔を合わせてのんびり過ごすイベントです。例えば実家を離れて一人暮らしをしている子供たちは、実家に戻り久々に両親と一緒に過ごします。僕は昨年(そして今年も)、友人宅に招かれ一緒にクリスマスを祝わせてもらったのですが、この時期は「家族団欒」としていて、大変温かい雰囲気でした。3連休はおいしい食事と会話を楽しんだり、家でのんびり映画を見たり、ゲームをしたりと本当にのんびりとした時間が流れています。別の言い方をすると「ぐうたら」します(笑)そして僕は昨年あることに気づいてしまいました……。この3連休は日本で言うところの、年明け「三が日」と一緒だということに!

 

「メリークリスマス!」ではなく「ハッピーホリデーズ!」

 

多文化な国ですので、当然ながら宗教もキリスト教だけではありません。となると、職場にいる全ての人が同じようにクリスマスを祝うわけではないという環境も珍しくないのです。ただこの時期は連休となりますので、「嬉しい思いを誰かと共有したい!」というのは変わりません。そこで使われるのが「メリークリスマス!(Merry Christmas!)」ではなく「ハッピーホリデーズ! (Happy Holidays!)」です。偏見を避け、中立的な立場をとることを意識したPC(ポリティカル・ コレクトネス)だと思いますが、なかなか素敵だと思いませんか? 僕もボランティアの職場では 「ハッピーホリデーズ」と呼びかけるよう努めました。

 

「クリスマスケーキ」ではなく「七面鳥」

 

日本だと、クリスマスといえば「クリスマスケーキ」となるでしょう。ただしこちらではクリスマスケーキはありません。クリスマスケーキはもはや日本の文化のひとつのごとく溶け込んでいますが、もともとはお菓子の会社「不二家」がマーケティングのひとつとして導入したものです。そこからヒットをし、一気に普及したのですね。カナダのクリスマスといえば、クリスマスケーキではなく「七面鳥」を食べます。(写真はサンクスギビングの時の七面鳥ですが)ケーキはないですが、クッキーやチョコレートなど甘いものもたくさん用意されているので、すぐに慣れますよ! 笑

 

以上、簡単ではありましたが日本のクリスマスとの違いについてのご紹介でした! こうして記事を書いている今も隣の部屋からおいしそうな料理の匂いが流れてきました。この時期はおいしいものがたくさん食べられるので、少し身体が肥えてしまうのですが……これも日本の「三が日」だと思って(?)罪悪感は捨てて楽しみたいと思います! ハッピーホリデーズ!(もしくは日本だとハッ ピーニューイヤー?)

 

 

 

ライタープロフィール●Doga

日本の通信・IT関連の会社で3年半働いた後ワーキングホリデーのビザでトロントへ渡り、現地の仕事片手間にブログ運営、ライター、翻訳の仕事をしながら生活をしているDoga (@DogadogaTv)です。ブログ「DOGA2 Blog B面」では、ワーキングホリデー、永住権に関することから、トロント情報、ガジェット情報、商品紹介、海外生活情報など幅広く綴っております。現在はカナダでの永住権取得に向けて準備中です。

 


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