バイリンガール吉田ちかさん(前編)

シアトル育ちの帰国子女がYouTuberに

YouTubeで話題沸騰の英語番組を配信

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シアトル育ちの帰国子女、吉田ちかさんが配信するYouTubeの英会話番組『バイリンガール英会話』をご存知ですか? 月間400万PVを超える、Cheer up! English読者必見の今一番熱いYouTubeチャンネルです。そんな、‟バイリンガール”ことちかさんに、シアトルでの生活や英会話番組をはじめたきっかけ、『バイリンガール英会話』を用いた英語の学習法について伺ってきました。前編では、ちかさんの生い立ちからYouTube動画で英会話を発信するようになるまでをご紹介します。

 

――シアトル育ちということですが、どのように英語を身につけたのですか?

 

小学校1年生の時に両親の仕事の都合でアメリカに行き、すぐに現地の小学校に入学したのですが、子供だったので特に苦労もなく1年後には英語を喋っていましたね。今考えるとおもしろいのが、当時、英語を喋っているのに、口にしている言葉をよく分かっていなかったんです。会話は成り立つんだけど、一つ一つの言葉の意味はちゃんと理解できていない……。英語を覚え始めた頃はそういった不思議な体験をしました。

シアトルから2時間ぐらいの田舎町に住んでいたので、同じ学年に私以外に日本人は1人もいませんでした。でも、その環境が自分にとってすごく良かったんだと思います。留学生で良くあると思いますが、同じ言葉を話せる仲間がいると、どうしてもそこで固まってしまいがちなので。

 

――大学卒業までをアメリカで過ごして、日本に戻ろうと思ったのはなぜですか?

 

大学の頃はずっと自分でなにか事業を興したいと思っていて、卒業後はアメリカで日本の技術を持ち込んだネイルサロンをやりたいなと思っていたのですが、実際に大学を卒業した時にふと、「本当にこれでいいのか」と考えたんです。悩んだ末に父親に相談したら「日本に行ってみたら?」と提案されて、最初は半年くらい滞在するくらいの軽い気持ちで帰国したのですが、たまたま訪れたキャリアフォーラムで前職のコンサル会社に出会ってそのまま就職したんです。最初は2年くらいで帰るつもりがいつの間にか日本が居心地良くなってしまいました。入社3年目からは、コンサル会社に務めながらネイルサロンをオープンして、2年間経営していました。学生時代から憧れていたサロン経営だったのですが、実際経営する立場に立った結果、自分は裏で仕切るよりもお客様により近い商品やサービスを作る側が向いているのではないかと思い始めました。この経験もバイリンガールの立ち上げに繋がったのではないかと思います。

 

――なぜバイリンガールだったのですか?

 

『バイリンガール英会話』を始める前は、日本語と英語両方でブログを書いていて、サロン経営や会社で学んだこと等を発信していました。このブログの延長線上で、動画ブログをやりたいなと思っていた時に、ちょうど友達から履歴書の英文を確認してと言われ、そこで繰り返し出てきた “aとthe”の使い分けミスに気付いたのが、英語を教える動画を作るきっかけになりました。次々と動画をアップしていく中、これこそ自分にしかできないことだと思い始め、ネイルサロンを辞めて、バイリンガールに特化することにしました。 続きを読む

 


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