「エンジニアの素養がないね」
エンジニア英語でどう言う?【209】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「お前は今、技術者として胸を張っていられるか?」 2015年に放送されたテレビ・ドラマ『下町ロケット』の中のセリフです。子どものころは黒いものは黒いと言えていたはずなのに大人になって現実が見えてくるとそれが難しくなることも。飽くなき探求心を貫いていければステキですね。

 

You should have what it takes to be a professional engineer.

ユー・シュド・ハヴ・ワットゥ・テイクス・トゥ・ビー・ア・プロフェッショナル・エンジニア

エンジニアに必要な素養が君には備わっていない

 

こんなフレーズ

 

what it takes to be~で~になるために必要なものという意味になります。つまり資質や素養のことです。~の部分にさまざまな職業(occupations)を入れれば幅広く使える表現になりますね。自身の職業観とでも言うのでしょうか。ポリシー、信念にもかかわる問題です。妥協や迎合を大人になることと呼ぶのは悲しい気もします。

 

どんな場面で使える?

 

『下町ロケット』に登場する熱血エンジニア佃製作所の佃社長が利益追求を優先させるサヤマ製作所の椎名社長と議論を闘わせるように互いの考えを主張し合うときに使えます。あるいは採用面接のとき!? フレーズそのままではいただけませんが少しアレンジすれば 使えそうです。
Could you tell me what it takes to be a professional engineer?
(エンジニアの資質についてあなたの見解を教えてください。)
職業観こそ仕事をする上でのプライド。 譲れませんね。

 

これも一緒に覚えよう

 

I do. I have been making every effort to develop better products than other competitors.
(資質は備わっていますとも。他社よりもいいものを作ろうと努力を重ねてきましたから。)
I’ll give you that. But don’t you think the professional engineer should also start with thinking of what kind of “joy” they will bring and who will receive it?
(それは認めるよ。でもプロだったらその製品がどんな“喜び”をだれにもたらすのか考えるところから始めるべきじゃないのか? )

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