「バニー・スーツに着替えてください」
エンジニア英語でどう言う?【216】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

入社初日これから始まる仕事の成功を願って近所のお寺にお参りしたことがあります。 研修の一環として行ったので人事課が先導してぞろぞろと歩いていきました。 海外からの観光客には制服姿は珍しいらしく居合わせた観光客からバシャバシャ写真を撮られたものです。大抵の場合制服があるのは女性だけですがエンジニアは制服のようにおそろいの服がありますよね!?

 

Put on bunny suits here.

プットン・バニー・スーツ・ヒア

ここでバニー・スーツに着替えてください。

 

こんなフレーズ

 

bunny suitsは半導体やナノ製品開発のための研究室、実験ラボなどで着用される無塵衣。cleanroom suitsとも言いますね!? 無塵室とも呼ばれるクリーンルームは温度や湿度、 室圧をコントロールしていますが人が立ち入る以上は無塵衣を着用する必要があります。なんと言っても塵の発生源は人ですから。扱う物によって装備レベルも違ってきますが 無塵衣の多くは白装束。その様子からbunny(うさぎちゃん)のスーツと呼ばれるようになったのでしょうね。

 

どんな場面で使える?

 

エンジニアと言えども技術仕事ばかりしていればいいというわけではありません。 研究、開発のための資金源を確保するため銀行の融資担当を案内することもあるでしょう。そんな場面で使えるフレーズです。銀行関係者ばかりでなく、スポンサー企業や一般人の 見学もあるかもしれませんね。またbunny suitsの部分を変えればさまざまな職種や シーンに応用できます。

 

これも一緒に覚えよう

 

Pass through the air shower before entering the cleanroom.
(そのエアー・シャワーを通ってから無塵室へどうぞ。)

Even tiny particles of dust can damage the microprocessors being built and tested in the cleanroom.
(わずかな粒の埃でも無塵室内で開発中のマイクロ・プロセッサに傷がつく恐れがあるので。)

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