毎日Eトレ!【373】実際にやって覚えよう

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習いごとフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

Let's learn by doing. 

実際にやって覚えよう

 

短い決まり文句にある、ニュアンスも掴んで

スポーツやダンスなどの体を動かすジムや料理などの習いごと、または新しく覚える仕事でも、理屈よりも実際にやって体で覚える方が早かったりしますよね。例えばスマートフォンも説明書を最初から最後まで読んで使う方は少ないように、「実際にやって覚える」ことの方が多いと思います。
そこで使えるフレーズが、learning by doingです。learningは「学び」や「学ぶこと」という意味で、byは「~によって」、そしてdoing「やること」、つまり「やることによって学ぶ」という意味になります。ラーニングバイドゥーイングと韻を踏んでいるので覚えやすいですよね。
例えば誰かが「あ~、難しそうだな~」と言ったら、すかさずLet's learn by doing!と「やって覚えてみようよ!」と言うことができます。
またlearning by doingには「試行錯誤」という意味合いもあり、やはり「やりながら覚える」という精神が含まれているフレーズで、少し格言のようなニュアンスも含んでいますね。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

You can only learn things from lessons.
実践で覚えるしかないよ

▶先のlearning by doingと少し意味合いは異なりますが、learn from lessonsは直訳すると「レッスンで学ぶ」、つまり「教訓を得る」という意味でも使われます。
「何事もトライして失敗の中から体で覚えていく」というような意味が含まれいるので、learning by doingとニュアンス的に似たように使えます。

 

Doing is more practical rather than thinking.
やってみる方が考えるよりも実践的だ

▶ここでキーとなるのはpracticalという形容詞です。practiceという「練習」という意味の名詞・動詞は中学校で習った方が多いと思いますが、「実践的」という意味で使われます。
Doing is more practicalと比較級を使って「やってみることの方がより実践的」と表現し、その比較対象としてrather than「~よりも」を用いてthinking「考えること」を指しています。

 

ライタープロフィール●Cinnamon Roll

高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。

 


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