Dear B,

Editor
BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
HOW TO
2014.03.17

オンナを上げる海外マナー その3
愛される女性になれるパーティ作法

女性らしい振る舞いにドキッ♡

“日本の常識は世界の非常識”なんて言いますが、誤ったマナーは、その人の知性や品格の評価につながるので要注意です。特に女性の誤ったマナーは、“いいオンナ度”を劇的に下げてしまうかも。そこで今回は、海外でのパーティマナーをご紹介。見知らぬ人が多く集まる場所なだけに、しっかりマナーをおさえて、エレガントに振る舞いましょう!

 

◎初対面の人に積極的に話しかける

 

知らない人同士が集まると、最初はどうしても緊張してしまいますよね。特に日本人は、自分から話しかけるのが苦手で、隅でひとりになりがち。しかし、パーティでは率先して参加者に話しかけ、その場を盛り上げ、自分も存分に楽しむことが、招待してくれたホストに対するマナーでもあります。あまり難しく考えず、まずは自分から名乗り、シンプルな質問をしてみましょう。

 

例えば、「Hi, I'm Yayoi. Would you like something to drink?」(こんにちは、弥生といいます。飲み物はいかがですか?)や、「Hi, I'm a friend of Keiko. Why don't we go to get some food? 」(こんにちは。けいこの友人なんです。一緒に食べ物を取りにいきませんか?)などと、簡単な自己紹介と、相手との話のきっかけに繋がるひと言でOK。そして相手から「Where are you from?」(出身はどちらですか?)などと聞かれた時には、「I'm from Japan, Osaka.」(日本の大阪というところから来ました)という答えの後に、「Have you ever been to Japan before?」(日本にはいらっしゃったことありますか?)など、相手に質問返しをしてみてください。自然と会話が続くはずです!

ちなみに、「How old are you?」(おいくつですか?)や「Are you married?」(ご結婚なさっていますか?)などのプライベートに立ち入った質問や、個人の信念に関わる政治や宗教の話をふるのはマナー違反なのでご注意を。

 

◎褒め言葉にはスマートに受け答え

 

日本にはあまり「褒める文化」がありませんが、海外では相手を「褒める」こと自体がマナーにもなっています。いかに褒めるかもさることながら、とにかく謙遜しがちな日本人としては、「褒められた時のスマートな受け答え」を覚えておきましょう。例えば、女性同士の会話で「You look fabulous!」(とても美しいですね!)と言われたら、「Thank you, so do you!」(ありがとう、あなたもすてきですよ!)と素直にうれしい気持ちを伝えたあとに、相手のことを褒め返したり、「I enjoyed your cake very much. 」(あなたの作ったケーキ、とてもおいしかったわ)と言われたら「I’m glad to hear that. My mother taught me how to bake.」(ありがとう、母に教わったのです)などと返してみましょう。日本人同士の会話でありがちな「そんなことないです」という謙遜は、海外にはない概念です。手土産を渡す際も「つまらないものですが」といいたくなりますが、そのような英語表現はありませんし、「つまらないものをなぜプレゼントに?」と思われてしまいます。「This is for you. I hope you’ll like it.」(これ、どうぞ。気に入ってもらえるといいんだけど)など、常にポジティブな言葉選びができるというのも、いいオンナの条件のひとつです。

 

◎ホストに感謝を伝える

 

パーティの主催は、日時の連絡や場所の準備など、何かと手間がかかるもの。主催者は、ゲストが楽しむための様々な気配りをしているので、パーティの感想とともに、感謝を伝えるのがマナー。「This is such a lovely party! I'm enjoying a lot.」(なんて素敵なパーティなんでしょう!とても楽しいです)や、「This is the best party I've ever been!」(今までお招きいただいたパーティの中でも最高に楽しいパーティです!)など、心を込めて伝えましょう。

ところで、日本では笑うときに手を口元にあてることが「お上品」と映りますが、海外では「あの人なぜ口を隠しているのかしら??」と奇妙がられます。特に相手との立ち位置が近くなるホームパーティなどでは、そのように振る舞ってしまいがちですが、海外では「NGマナー」ですのでご注意を!笑顔はいいオンナ度をあげるポイント。隠すべからずと心得ましょう。

 

いかがでしたか。英語力ももちろん必要ですが、マナーは気持ちや配慮からくるもの。訪れる時には、お花やシャンパン、ワインなど、ちょっとしたものを手土産に。食べ物は持っていかないのが無難なようです。

 

構成・文/坂口弥生

ステキ♡と思ったら
いいね!してね