Dear B,

Editor
BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
HOW TO
2017.04.06

日本の少子化は子育ての環境が原因!?

子育てをしやすい&しにくい国トップ5

子育てがしやすいといえば、国によるファミリー・フレンドリーな政策、治安の良さ、医療の充実などを考慮するよね。US.Newsの調査の結果、北欧諸国が子育てをしやすい国でも軒並みランクインしているんだ。一方、子育てしにくい国はアジアに集中していたよ。

 

 

子育てがしやすい国トップ5

 

 

1、スウェーデン

 

スウェーデンは子どもが8歳になるまでは親が時短勤務をする権利を政府が保証しているんだ。ストックホルムなどの都市ではベビーカーに子どもを乗せている親は公共のバスが無料だったりする優しい政策もあるんだよ。

 

2、デンマーク

 

デンマークは子どもを産んだあとの育休が母親、父親ともに32週間認められていて、その間は所得保障が100%なんだ。日本では父親の育休はかなりの少数派(2%)だけど、デンマークの父親の休業制度の利用率は80%近いんだよ。それに、国が保障する保育ママ制度(自宅で5人くらいの子どもをみてくれる)サービスがあるから、日本みたいに待機児童問題もないの。

 

3、ノルウェー

 

ノルウェーには乳幼児を保育園に預けないで自宅で子育てする親には月額約6万円支給されるという羨ましい政策があるんだ。ほかにも、18歳まで支給される子ども手当はシングル親の場合に2倍になるなど経済面で子育てしやすい政策になっているの。

 

4、フィンランド

 

フィンランドは大学院まで学費、給食費、医療費が無料なんだ。これだけで親は助かるわけだけど、教育の質も世界的に高いから塾に通わせる必要もあまりないの。親の収入による子どもの教育格差が生まれないのがいいよね。

 

5、カナダ

 

小学校に入るまでの子どもをどう育てるか親は悩むもの。カナダには“ノーバディーズ・パーフェクト”(完璧な親なんていない)という名前の保健省公認・子育て支援プログラムがあって、育児に悩む親同士がお互いの経験や子どもの育て方などのワークに無料で参加できるんだ。孤独な子育てにならないという点で、カナダが5位にランクインしたよ。

 

 

子育てがしにくい国トップ5

 

1、中国

 

特に北京はPM2.5などによる空気汚染レベルが最悪で、学校の休み時間は外で遊ぶことも躊躇してしまうほどだとか。親がまず考えるのは子どもの健康だから、子どもの健康のことを考えると育てやすいとはいえないわね。

 

2、韓国

 

お受験戦争で知られる韓国。子どもをいかに良い学校に入れるかを考えたり、子どもを精神的にも経済的にもフォローするのは親にとってはストレス。このほか、男尊女卑の精神がいまだにあるため、父親の育児参加はあまり期待できず母親の負担はハンパないわ。

 

3、アメリカ

 

先進国なのに法律に認められた有給の産休制度や育休がなく、競争社会であるため国民は失業を恐れて産後すぐに復帰するのが普通。また、国民皆保険がないため医療費が高く、子どもが病気をしたらお金のことを考えるとヒヤヒヤしてしまうわ。アメリカは経済的に子どもを育てるのが大変そう。

 

4、日本

 

父親の育休取得率の低さ、待機児童問題、母親の社会復帰の難しさ、学校による教育格差など、母親が子育てしやすいとはいえない日本。電車で赤ちゃんが泣き叫ぶと睨まれることもあるわ。母親に寛容ではない日本は、北欧諸国などと比べると悲しい現状ね。

 

5、ブラジル

 

治安があまり良くなかったり、図書館の蔵書数が少なかったり、子どもを遊ばせる児童館が少なかったりを日本目線で考えると子育てしにくいと言えるブラジル。ただ、ブラジル人にとってはそれが普通だから不便さは感じていないのかも!?

 

 

以上のように、子育てしやすい国が北欧、子育てしにくい国がアジアに集中しているのがわかるね。子育てのしにくさと少子化問題が比例しているのも特徴。日本も北欧のようなファミリーに寛容な政策を行ってほしいね。

 

参照:US News

ステキ♡と思ったら
いいね!してね