毎日Eトレ!【378】百聞は一見に如かず

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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

Seeing is believing.

百聞は一見に如かず

 

100は出てきませんよ! 英語ならではの表現を知っておこう

ものごとに対して、実際に自分自身でそれを見たり感じたりする前に、調べてみたり、人から話を聞いたり情報を集めますよね。そしていざ、実際に目の当たりにすると、それを一瞬で理解できたりすることがあります。

例えばフィギュアスケートで「トリプルアクセル」がありますが、なんとなく3回転する技だということがわかり、ネットで調べると「前から踏み切って、3回ひねって着氷~」というような説明で書いてありますが、実際の技をやると1秒~2秒くらいのできごとで、その全貌を見ることができます。

そんな時に使えるのが、Seeing is Believing.です。Seeingはご存知のSee「見る」にingを付けた名詞で「見ること」を意味します。そしてBelievingも「信じる」という動詞にingを付けて名詞化したもので、「信じること」となります。それをisでイコールで結ぶことです。文字通りですが、「見ることが信じること」という意味で、つまりたくさん耳で聞く情報よりも、実際に自分の目で見て理解することの方が早いというニュアンスです。

例としてスポーツを紹介しましたが、社会人になると研修を受けたりしますが、OJTと言ってOn the job training.と実際に実務をこなしながら覚えていく研修方法がありますが、それはまさにSeeing is Believingを取り入れているものです。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A picture is worth a thousand words.
百聞は一見に如かず

▶こちらは、意味としては百聞は一見に如かずですが、直訳すると、「1枚の絵は1000語に値する」という意味です。

例えで「一枚の絵」となっていますが、これは目に入ってくるもの全てに適用されるもので、スポーツであっても仕事であっても料理であっても使えます。

 

Seeing is better than hearing.
百聞は一見に如かず

▶こちらの言い回しは割とストレートに表現されているので、一番わかりやすく直感的なフレーズかと思います。Seeing「見ること」はhearing「聞くこと」より、better「より良い」という意味となっています。

 

 

ライタープロフィール●Cinnamon Roll

高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。


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