セイン先生のネイティブ英語【34】身体が不自由な方用です
デイビッド・セイン先生直伝
その英語少し変えるともっと伝わる

日常会話で日本人が言ってしまいそうなイマイチ英語表現を、ネイティブの表現になるように人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が教えてくれます。英会話は通じればいいものですが、もっと自然な言い方があるならそちらを覚えて損はありませんよね。さっそくチェックしてみましょう。
自然な表現で話してみよう
△ This is for the handicapped.
これは障害者用です
〇 This is for the physically challenged.
これは身体が不自由な方用です
日本語でよく使われるカタカナ、デリケートな表現では失礼なことも
英語では、handicapという語の使用も人権侵害にあたるとして避ける傾向にあります。代わりにphysically challengedやphysically impairedが使えます。
「視力に障害がある人」はthe visually impaired、「車いすを使っている人」ならpeople who use wheelchairs.などと言います。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne
日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。