毎日Eトレ!【381】ドアのカギが開けられないんです

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トラブルフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

I can't unlock the door.

ドアのカギが開けられないんです

 

I can't lock the door. と言ってませんか? 

今回は全てシンプルな単語を使った英語表現です。しかし、日本人が感覚的に間違いやすいところがあるので要チェックです。

その間違いやすいところとは、「ドアのカギがあけられない」ということを、I can't open the door.と言ってしまいがちだというところです。

これだと下の会話例のように、「ドア自体をあけられない」カギがかかってようが、かかってなかろうが関係なく「ドアが開けられない」ということになります。もしくはもっと大きな間違いとして、I can't open the key.と言ってしまうこともありますが、keyとは「カギ」本体のことを指すので、これもおかしくなってしまいます。

ということで正しい言い方は、unlock the door「カギを開ける」となります。日本語でも「カギを閉める」ことは「ロックする」と言うので、意味としてはしっくりくると思います。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

For some reason, I can't open the door.
どういう訳かドアが開けられないんです

▶こちらは上で説明したように、「純粋にドアが開けられない」というニュアンスになります。前半のFor some reasonは決まり文句で「どういう訳か」「どうしたことか」と言う意味でとてもよく使われます。覚えておくととても便利な言いまわしですよ。

 

How do I lock the door? 
どうやってドアのカギ閉めるんですか?

▶逆のパターンです。「ドアのカギが閉められない」ときなどに使えます。以前にも紹介したことがありますが、How do I ○○(動詞)?は「どうやって○○するんですか?」と人に尋ねるときに使えますので、旅先や留学先などでは頻出しそうな言い方ですね。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。


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