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WORLD
2017.05.10

世界が注目する中国のシリコンバレー

Huaweiも本社をおく、深圳のココが未来

国や民間企業の投資による経済特区で、Tech系モノ作りの精神にあふれた深圳は「中国のシリコンバレー」としていま世界中から注目されているよ。街全体が未来都市の姿を現していて、深圳は今後シリコンバレーを抜かす勢いとも言われているわ。未来都市ポイントをチェック!

 

中国深圳ってどこ

 

深圳は中国の南側にある都市で香港に近く、港があるためコンテナ輸出入に有利な地形。人口は1000万人を超す。日本からは、直行便または香港まで行き、そこから高速船や空港バスで行くのがベター。日本のつくば市や米テキサス州ヒューストンなどが姉妹都市だよ。世界最大の電気街である「華強北」が観光客にも人気で、ガジェットの部品、VRグラス、ロボットなどが売られていて秋葉原とは比べられない規模よ。

 

中国のシリコンバレーと言われる所以とは? 

 

世界的イノベーションの中心地でソフトウェアやアプリ開発はアメリカのシリコンバレーが優勢である一方、ハードウェア分野に関しては中国の深圳(shenzhen)が世界トップクラスだからよ。HuaweiTencentZTEなどのテクノロジー系会社が深圳に本社を置くようになり、驚くべきスピードで新しい最先端技術を駆使して成長しているわ。オープンソースなのが特徴で、みんなで発展していこうという風土があり、世界中から「チャイニーズドリーム」を夢見て、スタートアップ企業がここ深圳を目指すようになったの。

 

深圳のここが未来都市5

 

キャッシュレス

 Nagarjun Kandukuru

深圳では財布から現金を出す光景はほとんどみられないよ。ほとんどのお店では、アプリのWeChat payQRコードにスマホをかざして会計を済ませるの。地下鉄の券売機、屋台、レストランでもキャッシュレスが主流。

 

ホバーボード

 

ホバーボードとはSF映画にでてくるような未来の1人用乗り物。深圳では規制がないため、街中でホバーボードに乗って移動する光景をよく見るわ。まるで、バックトゥザフューチャーの世界!

 

電動自動車

 

深圳ではタクシーの多くが電動自動車。振動がなく無音で、中国=環境汚染というイメージからはほど遠いよ。今後はバスも電化していくとか。

 

3Dプリンターでの生産が盛ん

 

手を使った分業制のモノ作りはもう古い!? と思ってしまうほど、深圳の工場では3Dプリンターを導入しているし、街中に3Dプリンターのハブが沢山あるよ。3Dプリンティング・カフェというのもあるわ。

 

ドローン輸送計画

 

深圳にはドローンメーカーが沢山あり、ドローン規制がないため街中で大小異なるドローンが売られてて自由に飛ばしているの。そんな深圳では今後、世界初のドローン専用高速道路を設計予定で、それに合わせた街づくりは、地下、地上、空中というスペースを使う発想で、色んな国に影響を与えてくれそうだよ。輸送にドローンを使えれば渋滞を緩和でき、環境にも良いからぜひ早期に実現してほしいよね。

  

アジアにこのような未来都市があるなんてビックリだね。キャッシュレス、ドローン、電気自動車にしても、環境負荷がかからない方向へ進んでいるのが特徴的だよ。深圳の動向にこれからも注目していこう。

TAG: WORLD  |  ASIA
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