映画で英語漬け、リスニングを鍛える!
2017年見ておくべきおすすめ作品7選

楽しみながらリスニングを

鍛えられる洋画をもっと見よう

今年のアカデミー賞は最多ノミネートの「ラ・ラ・ランド」が6冠、作品賞は「ムーンライト」に輝きました。その他受賞作品も、映画館で見るに値する作品ばかりです。今回は、アカデミー賞受賞作品の中から、今年見るべき映画を7作品ご紹介します! ぜひ休日に映画館で大きなスクリーンで見たり、動画配信やブルーレイ、DVDなどで楽しみましょう。

これから見るべき映画はこれ! アカデミー賞受賞作品を中心に制覇すべし

2017年のアカデミー賞、波乱含みだったのをご存知でしょうか? 最多ノミネートだった「ラ・ラ・ランド」がアカデミー作品賞も受賞するかと思いきや、発表ミスで「ムーンライト」が栄冠に。前代未聞の事態となりました。

執筆のためにリアルタイムでチェックしていたのですが、発表ミスで書き直しになったりと大変でした。そんなドタバタはさておき、今年アカデミー賞受賞作品やノミネートされた作品はどれも傑作ばかりです。今回は、アカデミー受賞作品から今年見ておきたいおすすめ映画7作品をご紹介します。

すでに劇場公開が終わってしまった作品も、ネット配信やレンタルなどのスケジュールをぜひチェックして!

 

アカデミー賞の主要部門受賞作品を総ざらい!

 

社会派映画の最高峰! 『ムーンライト』 

▶あらすじ

貧困・麻薬・育児放棄・性問題など多くの社会問題にフォーカスしたセンセーショナルな作品。マイアミを舞台に、主人公の少年の人生を描いたヒューマンドラマ。

▶『ムーンライト』のおすすめポイント!

最多ノミネートの「ラ・ラ・ランド」を破り、作品賞に輝いた社会派の「ムーンライト」。今回のアカデミー賞では8部門ノミネートで、3部門受賞。第74回ゴールデングローブ賞も獲得しています。

低予算映画とは思えない人物描写が魅力。登場人物は、自らの感情を直接語らず表情で語っている本作品。決して派手な映画ではないのですが、黒人でゲイの少年が置かれる環境を赤裸々に描いた、言葉では言い尽くせないほど良い映画です。社会派映画好き、ヒューマンドラマ好きはチェックしてみてください。

 

アカデミー作品賞受賞 『ムーンライト』原題:Moonlight

映画の詳細はこちら!

日本公開:2017年3月31日(金)TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開

全米公開:2016年10月21日

配給:ファントム・フィルム

© 2016 A24 Distribution, LLC

 

  

ただのミュージカル映画に収まらない!『ラ・ラ・ランド』

▶あらすじ

ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演のミュージカル作品。ハリウッドを舞台に2人の恋愛模様が描かれます。大きな夢を抱くピアニストと女優。恋愛かそれとも夢か、大きな決断が迫られる…。

▶おすすめポイント!

今回のアカデミー賞最多受賞の「ラ・ラ・ランド」。ノミネートも最多で全部で6冠に輝きました。いつの時代でも普遍的な男女の恋愛模様が描かれています。よくある恋愛映画の成り行きではなく、映画の構成やシーンごとの色使いも華やかで素晴らしい作品です。

人生そのものを描いたような作品なので、恋愛映画が苦手な男性にもおすすめできる映画です。

 

アカデミー監督賞受賞 デイミアン・チャゼル 

アカデミー主演女優賞受賞 エマ・ストーン

『ラ・ラ・ランド』 原題:La La Land

映画の詳細はこちら! 

日本公開:2017224日(金)

全米公開:2016129日 

配給:ギャガ/ポニーキャニオン

© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

 

ヒューマンドラマで泣く! 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 

▶あらすじ

便利屋として働く主人公。兄が突然心臓発作でこの世を去り、それと同時にいきなり甥の保護者になることが知らされます。しかし彼は直面した問題以上に大きな悩みを抱えていたのです。彼と向き合いながら、自分の人生を見つめ直すヒューマンドラマ。 

▶おすすめポイント!

今回のアカデミー賞では、作品賞などにもノミネートされていた注目作。監督は、ケネス・ロナーガンですが、俳優であるマット・デイモンもプロデューサーとして参加しています。アカデミー脚本賞も受賞しています。

どう見てもキラキラした映画ではないのですが、鬱々としたイギリス・マンチェスターの景色、そして主人公の抱えた過去、全てがシンクロしていくのが特徴的でした。人生について深く考えさせられる作品で、ヒューマンドラマ好きにおすすめです。

 

アカデミー主演男優賞受賞 ケイシー・アフレック

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 原題:Manchester By the Sea

 

日本公開:2017年5月13日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開

全米公開:2016年123

配給:ビターズ・エンド/パルコ

© 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.

 

 

家族みんなで楽しめるアカデミー受賞作品は?

 

大人も子どもも楽しめる!『ズートピア』

▶あらすじ

動物たちの楽園、近代都市のズートピア。肉食草食関係なく平和に暮らしています。主人公のうさぎ・ジュディは警察官としてある誘拐事件を解決することに。解決できなければクビ…ジュディは果たして誘拐事件を解決できるのか!?

 

▶おすすめポイント!

今回のアカデミー賞では、アカデミー長編アニメーション部門を受賞! ディズニーの最新映画です。夢を追いかけるジュディの姿勢やアドベンチャー盛りだくさんのストーリーが楽しめます。

注目の見所は、動物たちのリアルな動き。動物っぽい動きの研究に約1年半もかけたそうです。他にも、ディズニーキャラがカメオ出演しているらしいので、隠れキャラを見つけるのも楽しいかもしれませんよ!

 

アカデミー長編アニメーション部門受賞 「ズートピア

『ズートピア』 原題:Zootopia

 

日本公開:2016423日(土)

全米公開:201634

配給/ディズニー

©2016 Disney. All Rights Reserved.

 

夏休みに見たい!『ジャングル・ブック』

あらすじ▶

ジャングルに1人取り残されてしまった人間の赤ちゃんのモーグリ。黒豹のバギーラと出会い、母オオカミのラクシャに育てられる。ところが、人間に敵意を持つトラに出会い、ジャングルを追われてしまう彼の真の居場所は!?

 

▶おすすめポイント!

児童文学で人気の高かった原作「ジャングル・ブック」を実写化。今回のアカデミー賞では、アカデミー視覚効果賞を受賞しました。それだけに最先端の映像美は圧巻です! それぞれの動物たちのリアルさがすごくCGとは思えません。ズートピアもそうですが、ディズニーは動物や自然をテーマにした作品が目立ちますね。残念ながら劇場公開は終了していますが、夏休みに動画配信やDVDなどで楽しんで

 

アカデミー視覚効果賞受賞 「ジャングル・ブック

『ジャングル・ブック』 原題:The Jungle Book

 

日本公開:2016年8月11日(木)

全米公開:2016年8月15日

配給/ディズニー  

©2016 Disney. All Rights Reserved.

 

番外編:お家で見るべきアカデミー賞受賞作品はこのふたつ!

 

過激な奴らが世界を救う!?『スーサイド・スクワッド』

 

▶あらすじ

世界最強の悪者たちが世界を救うために召集される。その名も「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」。彼らは減刑と引き換えに世界を救うことができるのか!?

 

▶おすすめポイント!

アメコミの悪役たちが揃い踏みです。ハーレークイン役のマーゴット・ロビーが女性として魅力的♡ちょっと痛くて怖い女の子なのですが、ジョーカーへの愛は本物。衣装にも注目です。

タレントのローラさんも去年のハロウィンで彼女のコスプレをしてました。ただのアメコミ映画かと思いきや、女子も楽しめる作品です。サウンドトラックも人気アーテイストが集結しすごい作品に仕上がっているので、個人的におすすめです!

 

アカデミーメーキャップ&ヘアスタイリング賞受賞  スーサイド・スクワッド

『スーサイド・スクワッド』 原題:Suicide Squad

日本公開:2016910日(土)

全米公開:201681

配給/ワーナー・ブラザース映画

 

 

 

 

もう一度見たい!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

▶あらすじ

ハリーポッターシリーズに出てきた教科書を作っていたニュート・スキャマンダー先生の物語。未知のビーストを求めて旅をするニュート。訪れたニューヨークで、確保したビーストが逃げてしまい、トラブルに巻き込まれる

 

▶おすすめポイント!

何と言っても見所は、かわいいビーストたち。彼らに心奪われます。また主演のエディ・レッドメインの演技力もすごい。ハリーポッターシリーズを超えるといわれるほど観客評価が高かった本作。続編公開が決定しているので、見ていない方はDVDでチェックしておきましょう主人公はイギリス人、舞台はニューヨークなので、イギリス英語とアメリカ英語の違いも勉強できますよ!

 

アカデミー衣装デザイン賞受賞  コリーン・アトウッド

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them

日本公開:20161123日(日)

全米公開:20161118

配給/ワーナー・ブラザース映画

 

  

 

今年の洋画は、見るべき作品が盛りだくさん!

実はライター自身、この中の5つはすでに鑑賞済みです。最近洋画離れが激しいそうですが、今年はミュージカルから社会派まで素晴らしい作品がラインナップしているので、ぜひ見ていただきたいです。きっとお気に入りの作品に出会えるはず。映画館で楽しむのもあり、 家で作品を楽しむのもあり。洋画で英語の勉強ももちろんしてくださいね!映画を存分に楽しんでください♪

 

 

ライタープロフィール●yuikomore

関西在住。ロースクール卒のアラサー世代。司法浪人中に始めたライター業がいつの間にか本業に。ファッションからジェンダー、法律まで様々な記事を執筆。ファッションメディアの編集も担当。NY留学中に「居場所はここだ」と勝手に感じ、さらに進学検討中。絶対音感の洋楽マニア。すぐに使える英語をモットーに、皆さんとスキルアップを目指します。

 

 


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