

ジャズ・南部料理・マルディグラ
ルイジアナ観光マストヴィジット7選
ルイジアナ州は自然あり、歴史あり、グルメあり、エンタメありの注目スポットだよ。アメリカ旅行で迷っている子は、ルイジアナを候補に入れてみない?
ルイジアナ州ってどんな州?
©Zack Smith Photography
アメリカ南部に位置し最大の都市はニューオリンズ。過去にはスペイン領、1812年まではフランス領だったため一部の都市はヨーロッパの影響が残っており、南北戦争まで奴隷として働かせていたアフリカ人のクレオールと呼ばれる文化が混在しているの。多様な文化が混ざりあった結果、他のアメリカ都市にはない一風変わった魅了があるんだ。ルイジアナ州は、そんな文化から生まれたジャズ発祥の地でもあるのよ。
ルイジアナ州で楽しめる文化、食
ジャズを楽しむために、お酒をたしなむカクテル文化も栄えているよ。食に関しても豊富で、特にゆでたザリガニが名物。レストランに行くと、バケツいっぱいにザリガニが入っていて、様々なスパイスをかけながら味わうの。ほかには、シーフードを使ったガンボ、ジャンバラヤといった土着の食事から、フランスから伝わったブレットプディングやベニエなどのお菓子もおいしいよ。料理にはタバスコもよく使われるわ。
ルイジアナ観光のMust Visit7選
1、プリザベーションハウス<エンタメ>
©Zack Smith Photography
「プリザベーションハウス」はニューオリンズにあるジャズ専門のコンサートホール。ここでは毎夜、本場の伝統的なジャズの生演奏が聴けるんだよ。建物もノスタルジーで雰囲気が良く、ジャズが好きな人は絶対に訪れたい場所。
2、フレンチ・クウォーター<歴史>
©French Quarter by Paul Broussard
ルイジアナ州の多文化の歴史を感じられるのがフレンチ・クォーターというストリート。並んでいる建物は植民地時代の雰囲気を彷彿とさせ、夜になるとバーを中心に音楽で賑やかになるわ。実はニューオリンズは「幽霊がでる街」としても有名で、幽霊屋敷ツアーというのもあるよ。
3、セント・ルイス大聖堂とジャクソン広場<歴史>
©Zack Smith Photography
ニューオリンズのランドマーク的スポットで、アメリカ最古の現役カトリック大聖堂と7代目大統領のジャクソンの騎馬像がフォトスポットとしても人気。広場には、ジャズミュージシャン、マジシャンをはじめとする大道芸人がいて賑やか。
4、クレオールネイチャートレイル<自然>
©CreoleNatureTrail.org
ルイジアナは美しい湿地が残り、アメリカ最後の秘境とも呼ばれているの。ここは、290kmに及ぶ湿地帯で、優れた景観の称号である「オールアメリカンロード」指定で南部の自然を感じられるよ。なかでもオススメなのがピンテールワイルドライフドライブで、ボートに乗って沼地を探検するんだ。400種類の鳥やワニを見ることができるんだよ。
5、プランテーション巡り<歴史>
©Oak Foundation
南北戦争では北軍に占領されたルイジアナ。そんな当時の歴史を感じるプランテーション巡りはどう? 戦争前にサトウキビで栄えた農園主の豪華で美しい邸宅や、そこで使われていた奴隷たちの小屋を見学できるよ。特に、オーク・アレイ・プランテーションが人気で、樹齢300年のオーク(樫)の木のロードが圧巻。敷地にあるレストランも人気で南部料理が味わえるわ。
6、マルディグラ<エンタメ>
©Bacchus_photo by Cheryl Gerber
マルディグラはイースターに連動して開催される四旬節の前日のお祭り。ニューオリンズのマルディグラはリオのカーニバルに次ぐ規模のパレードでその日は世界中から観光客が押し寄せ、仮装をしたり、山車をだしたり、キングケーキを食べたりにぎやか。お祭り好きな子は、ぜひこの日を狙ってニューオリンズを訪れてみて。また、「マルディグラワールド」では、1年中マルディグラの山車の創作風景を見学できるよ。
7、ラファイエット<グルメ>
©Lafayette Travel
ラファイエットという都市は、「アメリカ1の食の街」として雑誌で紹介されたこともあるほどグルメな人の食べ歩きには最適なスポット。街自体もフランス植民地時代の面影が残っていて、ニューオリンズとはまた違う良さがあるよ。ルイジアナご当地料理で、エビや野菜をサンドしたフランスパン「ポーボーイ」は死ぬまでに食べたい絶品よ。
このように、ルイジアナは奴隷文化から生まれたジャズ、グルメ、フランス文化、プランテーションなど、アメリカの往年の歴史を感じられる場所だよ。アメリカという国の成り立ちなどに興味がある子はぜひ行ってみてね。
ルイジアナ州観光局:Louisiana Office of Tourism
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