毎日Eトレ!【412】この季節にコートは売ってないよ

買い物・グルメ

買い物のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

They don’t sell coats this time of year. 

この季節にコートは売ってないよ

 

 

sell「売っている」だけじゃないネイティブ的表現&注意したい複数形

今回は「売っている」をsellとhave、carryの3つの単語を使った会話例で見ていきましょう。
最初に紹介した「売る」は、sell「売る」と直訳なのでわかりやすいと思います。
ポイントは、ここで「コート」がcoatsと複数形になっているのは、お店で売っているのはひとつではないためです。ちなみに、「一点もの」目当ての買い物であればthe coatとなります。同じ商品をひとつしか置いていないと想定した上で買い物することはほとんどないので、日常会話の中ではa coatとは言いません。
This time of year「この時期」「この季節」なんて言い方は日常的な会話でよく使えるので、ぜひ言えるようにしておくことをおすすめします。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

They didn’t have any coats.
コートは売ってなかったよ

▶こちらもシンプルわかりやすいですね。「(そのお店には)○○は売っていない」はTheyを主語にしてThey don’t have any ○○.と言うことができます。

お店の人に聞くのにはsellよりhaveで尋ねるのが一般的かと思います。「○○はありますか」「売っていますか?」はDo you have any ○○?ですね。

 

Of course, the grocery store doesn’t carry coats.
当たり前だけどあのスーパーにはコートなんて売ってないよ

▶「お店に売っている」、「置いている」ということを表現するのに、carryを使うこともあります。基本的にcarryが使われる場合としては、専門外の商品を置いてるか、いないかのような場合です。

ここの会話例のようにコートを買いに行くのに洋品店ではなく、スーパーに行く、や、本を探しに電気屋さんに行く、などのような場合です。これも人によってよくcarryを言ったりと、定義に差がありますが、店側、客側、両方とも意外と耳にする表現ではあります。

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。


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