バリ、ジャカルタを訪れたら
絶対食べたいインドネシア料理10
インドネシア料理はご飯ベースの料理も多く日本人の口にも合う貴重なエスニック料理。暑い気候特有のトウガラシやにんにくがきいたピリッとした甘しょっぱい料理は、食欲をそそるよ。
ナシゴレン
インドネシア料理で最も有名な食べ物のひとつ。現地の調味料であるケチャップマニス(甘くて黒いソース)とトウガラシで炒めたお米に、目玉焼きやエビ味の揚げせんべい、キュウリ、人参、トマトなどの生野菜をトッピングしているのが特徴だよ。ちなみに、インドネシア料理の名前に多い「ナシ」はインドネシア語で「ごはん」という意味なんだ。
ナシ・クニン
ターメリックとココナッツミルクで炊いたご飯のことで、鮮やかな黄色い色をしているからイエローライスともいわれているよ。現地では、鶏のから揚げやカレーをかけて食べることが多いんだ。インドネシアではお祝いの時に食べることが多いので食べるとハッピーなことが起こるかも!?
ナシ・チャンプル
ナシ・チャンプルはご飯にプラスして、色んな種類のおかずをワンプレートに盛り合わせた料理。ご飯は白米、クニン、赤米など選べることが多く、肉や魚の揚げ物、テンペ(インドネシアの納豆といわれる発酵食品)、串焼き、卵焼き、野菜の炒め物など定番のおかずにチリソースのサンバルソースをかけて食べるんだ。おかずを自分でセレクトするお店と最初から盛り合わせのおかずがメニューとして決まっているお店の2パターンがあるよ。
ミーゴレン
ミーゴレンは麺をケチャップマニス、サンバルソース、唐辛子で味付けし、エビ、卵、キャベツ、もやし、トマト、玉ねぎなどを一緒に熱い鍋で炒めるスパイシーな焼きそば料理だよ。現地ではミーゴレンのインスタント麺も人気なんだ。
ソトアヤム
ソトアヤムはインドネシア版チキンスープで、ニンニクなどのスパイスをきかせてターメリックを入れ、黄色い色をしているのが特徴だよ。ハーブ、ゆで卵、セロリの葉、エシャロットがトッピングされていることが多く、場合によっては米粉ヌードルを一緒に入れて食べるよ。ちなみに「アヤム」はチキンの意味で、インドネシアではアヤムの名前が付いた料理がけっこうあるよ。
ガドガド
ガドガドは「ごちゃ混ぜにする」という意味があり、ほうれん草、ジャガイモ、トウモロコシ、キュウリなどの温野菜に甘辛いピーナッツドレッシングをかけたサラダ料理。豆腐、テンペなどの発酵食品やエビの揚げせんべいを合わせることが多いわ。肉や魚が入っていないので、現地を旅行するベジタリアンにも人気。
サテ
ケチャップマニスで味付けした串焼き料理で、見た目は日本の焼き鳥に似ているんだ。事前に味付けした鶏肉、牛肉、ヤギ肉、羊肉、ウサギ肉、エビなどをグリルしてピーナッツソースやサンバルソースをかけて食べるんだよ。定番なのは、「サテ・アヤム」という鶏肉の串焼き。
バクソ
バクソは牛肉のすり身とタピオカデンプンを練りこんだ肉団子をメインにしたヌードルスープで、オバマ大統領がジャカルタを訪れた時にこのバクソを気に入ったことで国際的に有名になった料理でもあるよ。揚げたエシャロット、ゆで卵、ワンタンがトッピングされているんだ。
カリ・ウダン
エビが入ったスープカレー。ココナッツミルク、レモングラス、ターメリックなどエスニック感あふれる具材で煮込まれているので、日本では味わったことのない新たなカレーを体験できる!
ルンダン
牛肉、ヤギ肉、羊肉などをココナッツミルクとシナモン、生姜、スターアニス、カルダモンなどの香辛料で長時間煮込んだ料理。じっくりコトコト煮込んであるので味がしっかり染みわたっていてお肉もホロホロで絶品よ。実はCNNトラベルの“世界で最もおいしい料理”1位に選ばれているの。誰もが納得する味よ。
どれもおいしいから、インドネシアを訪れた際にはぜひストリートで食べてみてね。
インドネシアに行く時間が無い人には、自分で作るという手もアリ。
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