映画で学ぶ|ライフ LIFE
日常会話で覚えておきたい!
There's gonna be~の便利表現
日本で英語漬けになる環境を作るのが難しいなら、日本語字幕がない映画の公式予告編でリスニング力を鍛えましょう。映画情報を知ることができて、リスニングの学習にも役立ちます。英語フレーズや表現、日本との文化の違いなどのワンポイントの解説から、すべての英語のセリフと翻訳も掲載しています。今回はライアン・レイノルズ、ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、そして日本の真田広之も出演する、『ライフ』です。
作品情報
『ライフ』
原題:Life
日本公開:2017年 7月8日(土)
あらすじ
火星で採取した<地球外生命体>の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命も奪われていく。最後に生き残る<ライフ>は――。
みどころ
「まるでTVのニュースを見ているような感覚で、“いま”起こり得るリアルさを徹底的に追及した」と製作陣が語る通り、実際に実現可能な技術と舞台設定で作りあげられた本作品。宇宙船という限られた空間、そして無重力の中、未知の恐怖と向き合う彼らは極限のプレッシャーと恐怖に直面していきます。
宇宙飛行士のメンバーに、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン・レイノルズ、アカデミー賞®ノミネート俳優であるジェイク・ギレンホール、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』で妖艶な魅力を披露したレベッカ・ファーガソン、そして日本が誇るハリウッド・スター、真田広之という豪華キャストが顔を揃えます。
知っておきたい英語・文化のワンポイント
日常会話で使える! おさえておきたいThere’s gonna be…のネイティブ的な使い方
時間にして2分弱の予告編ですが、ハラハラするスリリングな展開で目が離せない映画だというのがヒシヒシと伝わってきます。地球外生命体の発見の喜びが恐怖に変わるまでのその間。ひとりのクルーが地球外生命体の存在を確認し、それを見守るクルーがふと言ったセリフが場を和ませます。
You're finally a daddy.
There's gonna be a huge custody battle over this one.
お前もついに父親だな
この子をめぐって大きな親権争いが起こるだろうな
There's gonna be…(There is going to be…)を使って、これから先に起こり得ることを言うのに加え、「注意しないといけない事がある」との意味合いを込めたい時に使える表現です。
例文を見てみましょう。
A: I've gotta make sure to leave for work early tomorrow.
A: 明日は仕事に早く出るようにしなくちゃ
B: Why, what's going on?
B: なんで、何かあるの?
A: There's gonna be a big Fourth of July Parade.
A: 7月4日(独立記念日)の大きなパレードがあるんだよ
B: Good idea. The traffic will be horrible.
B: (早く出発するのは)いいアイデアだね。渋滞がひどくなるからね
A: Didn't that cute girl ask you out?
A: あの可愛い子に告白されたんじゃなかった?
B: Yeah, but there's gonna be a lot of jealous guys so I'm not going to go out with her.
B: うん、でも嫉妬するヤツがいっぱいいるだろうから、彼女とは付き合わないことにした
A: Oh, that's too bad. Can I ask her out?
A: えー、それは残念。僕がアタックしてみてもいい?
さて、このThere's gonna be…は、「~があるからおいでよ」など、相手を説得したいような時にも使えます。
A: Do you want to come with us to the beach tomorrow?
A: 明日ビーチに行くんだけど、一緒に行く?
B: No thanks. I can’t swim.
B: いや、大丈夫。泳げないもん。
A: There’s gonna be fireworks, that’s gonna be fun!
A: 花火が上がるんだよ、きっと楽しいはずだよ!
B: Ok! I’ll be there!
B: OK! 行くよ!
注意しないといけないことがある時、注意喚起したい時、相手を説得したい時・・・これから迎える夏休みの旅行やイベント、花火大会などなど、お友達が出かける時やお友達を誘いたい時などに、大活躍しそうな表現ですね。
日本語字幕ナシの予告編はこちら!
先に解説したThere's gonna be…の表現が出てきます。しっかり聞き取ってみましょう。