Dear B,

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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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HOW TO
2017.09.13

ファミリーでワーケーションする

家族デジタルノマドになろう!

旅をしながら収入を得る「デジタルノマド」が、今欧米を中心にブームとなっていますよね。単独でデジタルノマドになる人が多いですが、中にはなんと家族でデジタルノマドになっている人もいるそう。今回は、そんな「家族デジタルノマド」にスポットをあて、彼らの世界の回り方や子供の教育方法などをご紹介したいと思います。

 

そもそも家族がいてもデジタルノマドになれるのか?

 

そもそも、家族がいてもデジタルノマドになれるのか、気になりますよね。特に「仕事はどうするのか?」や「どうやって収入を得て行くのか?」など、仕事対して色々な疑問が浮かぶはずです。

家族がいてもデジタルノマドになれるかの答えは「イエス」といっていいでしょう。というのも、今はリモートワークを導入している企業が多く、「どこにいても仕事ができる」環境を作ることができるからです。また、クラウドソーシングでの仕事やオンラインジョブ、ブログで収入を得ることも可能な世の中なのです。

 

 

家族でデジタルノマドをしている人ってどんな人?

 

The Family Without Borders

家族でデジタルノマドをしているのは、どのような人たちなのでしょうか。

Liisa Vexler(リイサ・ヴェクスラー)一家

 

カナダ・オタワ出身のリイサ・ヴェクスラー一家は、コスタリカ旅行を皮切りに、家族でデジタルノマドをしています。家族構成は、夫と2人の息子。リイサの夫はオンライン関連企業で、リモートワークで勤務しています。リイサは、かつて非営利団体でマーケティング・マネジャーを務め、医療関係の記事執筆の経験もありました。デジタルノマドになるにあたって、リイサは医療関係の記事執筆の仕事をすることを決意します。リイサ一家については、「Upwork Blog」で紹介されています。

 

Anna(アンナ)&Thomas(トーマス)一家

 

ベルギー・ブリュッセル出身のアンナ・トーマス一家は、ヨーロッパ、北米、南米、南大西洋エリアまで、世界中を旅してきたデジタルノマドです。家族構成は、アンナとトーマス、そしてふたりの娘。アンナはジャーナリストで、トーマスはウェブデザイナーやカメラマン、ブログでショップ経営など複数の顔を持っています。娘はふたりとも、生まれたときから旅をしているのだとか! アンナとトーマスは「The Family Without Borders」で、旅のことをつづっています。

 

Joshua(ジョシュア)・Kristy(クリスティ)一家

 

ジョシュア・クリスティ一家は、アメリカ・サンディエゴの自宅を売って、デジタルノマドになったそう。家族構成は、ジョシュアとクリスティ、3人の娘です。クリスティはセールス・ファネル専門家兼マーケティング・コンサルタントとして、オンラインでコンサルティングの仕事をしているそうです。ジョシュアは、オンラインビジネスの起業家として活躍しています。アンナ・トーマス一家の旅は、「DigitalNomadFamily.com」で見ることができます。

 

 

家族でデジタルノマドをするメリット

 

家族と密接な関係を築ける

 

一般的な家庭は、夫や妻は外で働き、子供たちも学校へ行きます。しかし、家族でデジタルノマドになると、当然ながらこのようなライフスタイルは崩れることになりますね。つまり、家族と過ごす時間が圧倒的に増えるのです。家族と一緒に過ごす時間が増えれば、絆もより一層深まることでしょう。

 

異文化に直接触れることができる

 

デジタルノマドは世界中を旅しますので、直接異文化に触れることができます。大人はもちろん、これは子供にとって大きなメリットになるでしょう。小さい頃から多くの国に行くことなんてめったにありませんから、とても貴重な体験になるはずです。

 

どんな環境の中でも生活できるようになる

 

世界には色々な国があります。ライフラインが行き届いているところもあれば、そうでないところもあるでしょう。デジタルノマドになれば、環境が異なるところでも生活していかなければなりません。しかし、この経験により「どのような環境の中でも、知恵を絞って生活できる」ようにもなります。これも子供にとっては、とても有意義な経験になるでしょう。

 

 

子供の教育は?

 

家族デジタルノマドは、子供に対して次のような方法で教育をしているそうです。

ホームスクーリング

 

旅をしている間に、子供に勉強を教える教育スタイルです。この教育スタイルは、当然ながら転校などはないので、子供へ負担がかからないことがメリットとして挙げられます。

Scholastic(スコラスティック)」では、ホームスクーリング初心者のガイドが提供されているので、参考にしながら子供に教育をすることができます。

 

旅先にある学校

 

先ほど紹介したリイサ一家の息子たちは、旅先で短期間、外国人を受け入れてくれる学校に通っていました。国によって学校システムや学力は異なりますから、旅先の国の「PISA」という国際学力テストのランキングなども考慮して、学校を選ぶ必要も出てくるでしょう。

旅先の学校に通うことは、現地の言葉を知らない場合、コミュニケーションが取れないというデメリットがありますが、現地の子供たちと交流が持てるというメリットもあります。

 

オンラインスクール

 

今は、インターネット上で教育を受けられるサービスもあります。

たとえば、「Connections Education(コネクションズ・エデュケーション)」のようなオンライン・パブリック・スクールは、無料で教育を受けることができます。

オンラインスクールはホームスクーリングと同様、どこに行っても同レベルの教育を受けることができるのがメリットです。

 

 

「家族デジタルノマド」は家庭の新しい形!

 

家族デジタルノマドは、一般的な家庭の在り方を崩した、新しい家庭の形として浸透しつつあります。仕事や子供の教育など不安なところもあると思いますが、思い切ってチャレンジするのも面白いかもしれませんよ!

 

 

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