毎日Eトレ!【520】デニムがもう苦しいよ

日常会話
ダイエットのフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。今回は「苦しい」「サイズが合わない」の英語フレーズはや間違えやすい「脚の部分がキツイ」と言うときの間違いポイントを紹介します。

 

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My jeans don't fit me anymore, they're too tight.

デニムがもう苦しいよ

 

 

「苦しい」「サイズが合わない」の英語フレーズは? 

服が合うか合わないかで、自分の体形の変化もわかったりしますよね。特にジーンズ! 基本的にはあまり伸びないので、太るとすぐわかると思います。という訳で、よくありそうな会話を今日は見てみましょう。

日本では、昔は「Gパン」と言い、ちょっと前は「ジーンズ」と言い、今は「デニム」という言い方をすることが多くなってきていると思いますが、アメリカでは基本的に、jeans「ジーンズ」と言うことがほとんどです。普通の人がイメージする、あのパンツ(ズボン)のことですね。

「デニム」denimは、本来あのジーンズを作っている生地のことを指し、デニムという言葉がパンツの意味になるという訳ではありません。という訳で、生地自体の話ではなく、ズボン自体の話をしているのであれば、jeansになります。

そして、服が「苦しい」とよく言いますが、実はこれも曖昧なんですね。日本語の苦しいも状況によっていろんな意味になり得ます。ここでの会話例のように、英語では、どういうことなのか状況で説明しましょう。メインの会話例では、「きつい」「合わない」という表現で苦しいことを具体的にしました。

「きつい」のtightはわかりやすいですね。ジーンズ(ズボン・パンツ)は足を入れるところがふたつなので複数形になります。they are too tight.となります。

服が「サイズ・形的に合う・合わない」と言いたいときは、fitがよく使われます。ここではMy jeans don't fit me anymore.と、anymoreがついているので以前は合ってたんだけどな、ということが分かります。何かを試着をしたときなどに単純に「サイズが合わない」ときはIt doesn't fit me.と言うことができます。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

I'm out of shape for these jeans.
もうこのジーンズは入らないな

▶これも「このパンツ苦しい」というときに言えます。この会話例は直訳にはしづらいですね。shapeは「いい状態」「きれいに合っている形の状態」を表していて、I'm outと、私はそこから出てしまっているので、「私はいい形をしていない」という意味になり、続けて、for these jeans「このジーンズには」、という考え方になるわけです。遠まわしに、「太ったんだ」と言うことがくみ取れます。

やはり日本語直訳にこだわると頭がこんがらがると思うので、英語の感覚を受け入れるのが一番です。

 

My jeans are not comfortable anymore, I'm too big for those. 
このジーンズはもう苦しい、太っちゃったな

▶服が苦しいというのは、それを着ていて心地良くないことなので、ここではnot comfortableとしました。そして、I'm too big for those.と続いているので、サイズ的に合わず心地が良くない、つまりは「苦しい」と言う日本語にも当てはまるわけですね。

ちなみにbigは背が大きい人に対しても、太っている人に対しても使われる言葉です。太っている人を、He is fat.というのはものすごく失礼になりますが、He is big.となると、同じことを意味していても、伝わる感覚がかなりマイルドになります。太っている人はせめて、bigと言ってあげたいものです。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。

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