Dear B,

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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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HOW TO
2017.11.14

現役フリーランサーが教える

クラウドソーシング活用術

デジタルノマドになりたい人必見

副業? 本業? 月にいくらくらい稼げる?

毎日満員電車で潰されて、朝一でタイムカードを押して、厳しい上司の監視を感じながら1日働きやっと退勤ーと思ったら、付き合いの飲み会に誘われた。明日も早いのに……とほほ。働く女子の皆さん、こんな生活してませんか? 夢と希望を胸に、大好きなことを仕事に! そんな風にわくわくしながらオトナを夢想してた気がするけどいつの間にか……。そんな風に感じているなら、ちょっと違う働き方、見てみませんか? 通勤なし。嫌な上司との付き合いなし。出勤・退勤・お休み自由。そう、フリーランスのお仕事です。

フリーランスって難しそう? 特別なスキルと、コネがないと務まらない? 昔はそうだったかも知れません。でも今はインターネット時代。スキルはちょっとは必要ですが、人よりちょっと自信のある特技や、やってみたいことさえあれば、今日からでも始めることができるんです。どうやって? クラウドソーシングって、聞いたことありますか?

 

クラウドソーシングってなに?

 

クラウドソーシングとは、インターネットを介したお仕事の発注・受注システムのことです。ちょっと検索してみると、そのマッチングサイトの数に驚くかもしれません。これらはすべて、お仕事を発注したい企業/個人と、受注したいフリーランサーをつなげることを目的としたサイトです。

 

多くのクラウドソーシングサイトでは、フリーランサーは簡単なプロフィールと自分のスキル、希望するお仕事の種類等を登録します。実際の発注は発注者が発注したいお仕事の内容を登録し、それを閲覧したフリーランサーがそれぞれ条件や自己PRを添えて応募、発注者が発注したい相手を決めてお仕事開始、となることが多いですが、フリーランサーの登録したプロフィールを閲覧した発注者から、その人だけに直接依頼が来ることもあります。いずれの場合も、双方の条件があえばそれでお仕事開始。相手の要望通りのお仕事を納品すれば、約束した報酬が貰えます。クラウドですから、多くの場合そのすべての工程がインターネットを介して完了する仕組みになっています。つまり、インターネット環境さえあれば、明日からは自宅や、お気に入りのカフェがあなたの仕事場になるんです。

 

どんな職種の仕事があるの?

クラウドソーシングで受注できるお仕事は多岐にわたります。作業系だとテキスト入力や内職系の他、趣味の分野を生かしたライティングやコピーライター、写真や動画、専門技術があればシステム開発やリサーチ、語学力を生かすなら翻訳・通訳等々。ちょっと変わった内容だと、覆面調査員や買い付け(バイヤー)のお仕事なんていうのも頻繁に募集されています。「その他」に分類されるお仕事の中にはえっと驚くような内容があることもあり、募集を見ているだけでも面白いです。

 

取り立てて特技なんて……と思っているかもしれませんが、誰しも探してみればちょっと得意なことが一つくらいはあるもの。クラウドソーシングの良さはその業務内容の多彩さにもあるので、きっと自分に合ったお仕事が見つかりますよ。

 

クラウドソーシングサービス5選と特徴 

実際に始めてみるとして、サイトも多くて迷ってしまうかもしれません。少しだけですが、下に主要サイトの特徴をまとめてみました。

 

1.ランサーズ

 

日本のクラウドソーシングの草分けとも言える老舗サイト。現在でも日本最大の規模を誇るサイトです。サイト規模が大きいということはそれだけライバルが多いということでもありますが、その分募集も多く多岐にわたっています。また、評価システムやエクスロー入金(仕事完了前に発注者から報酬をサイトが預かり、完了後サイトから受注者へ支払いが行われる)のシステムにより安心してお仕事することができるので、フリーランサーデビューとしてはお勧めのサイトです。

 

2.クラウドワークス

 

こちらもクラウドソーシングでは大手のサイト。メディア等への露出も多く、社会的注目度の高いサイトですので、お仕事のやりとりも多く行われているようです。ランサーズと同様に評価システムや仮払いシステムがあり、プロフィールも充実しているようです。報酬タイプとして出来高制の他、時給制も選べるというのも、クラウドソーシングでは珍しい特徴と言えるでしょう。

 

3.Bizseek

 

このサイトの特徴はなんといっても手数料の安さです。クラウドソーシングの場合、発注者から支払われた報酬の一定割合がシステム手数料として差し引かれてフリーランサーへ支払われる仕組みになっていることがほとんどです。割合としては2030%程度が一般的な手数料ですが、Bizseekの手数料は報酬が低額なら5%、高額でも10%と格安になっているため、同じ内容・条件のお仕事でも、他のサイトに比べて多めに報酬を受け取ることができます。

 

4.Shinobiライティング

 

クラウドソーシングで最も多く取引されている内容は、何といってもライティングでしょう。インターネットにあふれる情報・Tips・コラム。これらの膨大な活字情報は、クラウドソーシングで働くフリーランサーに支えられているといっても過言ではありません。案件数・フリーランサーの数共に膨大なライティングのお仕事のみに的を絞ったサイトが、Shinobiライティングです。ライティングのテーマやジャンルも幅広く、すき間時間にできる作業系から、腰を据えてしっかりと文章に向き合うものまで様々な依頼があります。ライティングをメインに行っていきたいと考えているフリーランサーは是非一度のぞいてみるといいでしょう。

 

5.ココナラ

 

他のサイトと一風変わったこのサイト。ここは、フリーランサーが自分の特技やスキルを生かしたサービスを、ワンコイン(500円)で提案・出品することができるサイトです。サービスの報酬は500円と決まっていますが、それ以上の価値を提供したと認められれば、発注者からおひねりとして追加報酬を受け取ることも可能です。ジャンルも多彩で、ロゴやアイコン作成、翻訳・通訳やナレーション等クラウドソーシング定番のジャンルがそろっていますが、内容はなんでも登録できますので、占いや各種Tips、「ネット上で雑用します」なんていうちょっとマニアックなサービスも出品されていました。

 

1ヵ月どのくらい稼げるの? 

大体の目安としては、始めたばかりであれば12万円/月くらい、実績を積むにつれて少しずつ報酬が増えてくる、というイメージでしょうか。本業として取り組んでいる方には、月に数十万円、同世代のサラリーマンと比較しても遜色なく稼がれている方もいらっしゃいます。

 

クラウドソーシングの最大の特徴は、働き方が自由に選べることです。フリーになる時間が多くあるなら、しっかり本業として取り組むこともできますし、家事や仕事の空いた時間に副業として稼ぐことも、趣味の延長としてお小遣い程度に行うことも可能です。そして自分が働いただけ報酬になるので、実際に稼げる金額は本当に人それぞれ。案件も短期で5000~1万円程度のものから、長期間かけて納品し、数十万円を受け取るといった内容まで様々です。まずは自分の目標額を決めて、それに向けて取り組んでいくことが第一歩でしょう。

 

売れっ子フリーランサーになるには

コネや付き合いがなくて始められる分、完成した納品物のクオリティがダイレクトに評価として返ってくるのがクラウドソーシングの特徴です。まずは自分のスキルを磨くことが一番として、業務外の部分でも、売れっ子を目指すなら心に留めておいてほしいポイントがいくつかあるので、お話ししておきます。

 

(1)プロフィールを充実させる。

発注者はフリーランサーのプロフールを見て発注を検討します。基本的なプロフール以外に、自己アピールとして、他のフリーランサーにない特徴・特技があるなら必ず記載しましょう。始めたばかりは実績等は難しいと思いますが、お仕事を進めていく中で実績ができてきたら、こまめに更新していきましょう。本人確認書類の提出が任意のサイトもありますが、当然提出されている方が信頼になりますので、積極的に提出しましょう。

 

(2)連絡をこまめに

インターネット上の取引になるので、連絡のマメさが信頼につながることに加え、スピード感のある取引を希望している発注者が多いというのも特徴的だと思います。発注者から連絡があったら、迅速に誠実に対応することを心がけましょう。

 

(3)約束は守る

条件や納期を双方の協議で決めることになりますから、一度約束したことは守りましょう。万一やむを得ず変更が必要になるときには、できるだけ早めに、丁寧な謝罪と共に連絡しましょう。

 

(4)発信する

自分がフリーランサーであることや、実際に手がけた実績等をSNS等でどんどん発信しましょう。お仕事は思いもよらぬところからやってきたりしますよ。

 

基本的には、社会人として当たり前のことを、当たり前に行うことがまず第一です。自分一人が事業者ですから、丁寧で誠実な仕事をすることによって、発注者の信頼を得ることが最初にして最大のポイントになってきます。プラスアルファ、どんなスキルを提供できるかで、売れっ子への道は開かれますよ!

 

メリットとデメリット 

もちろん、クラウドソーシングはいいことづくめ、というわけでもありません。メリットもデメリットも存在しています。いろんな方面から検討して、自分に合った方法を考えることも大切ですね。

 

メリット

 ・自分の好きなタイミング、好きな内容、好きな条件で仕事ができる。

 ・普通に働いていたら出会うことのないような仕事に携わることができる。

 ・自分にできることであれば、特定の一分野だけでなく、様々な仕事をすることができる。

 

デメリット

 ・すべて自分で管理しないといけないので、強い自律が必要。

 ・収入が不安定

 

色々なことを書いてきました。希望も不安も生まれたかも知れません。先にも書いたように、働き方は人それぞれですから、自分に合った働き方を見つけることが一番です。ちょっとやってみたいな、と思ったら、まずは今自分にできる範囲から始めてみたらいかがでしょうか。全く新しい働き方への最初の扉となるかもしれませんよ。

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