聴覚セラピーは、“生まれた時の状態に戻せる唯一の器官”である“耳”の特性に着目した科学的メソッド。毎日聴いていても飽きない旅行で使う英会話を中心に構成された例文で、本来誰もが持っている「どこの国の言語でも聴き取れる能力」を目覚めさせよう！

著者／セニサック陽子　篠原佳年
価格／￥1,800（税抜）
発行／エスエスアイ　きこ書房（212ページ＋CD2枚付・2012年12月発売）

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使ってみました！

英語と日本語の音の周波数の違いに着目した教材。CDを聴き流すだけで、日本人が聞取りにくいとされている英語の「シュ」「ップ」「ットゥ」などの音が聞取れるよう、耳がチューニングされるというもの。ノーマル、2000～4000ヘルツ、4000～8000ヘルツと、同じ会話で周波数のバージョン違いが収録されていて、ノーマルの後に2000ヘルツを聞くと、雑音のようなものが混ざっていて音質が悪い気がするけど、これが聴覚セラピーなのだそう。電車やバスなどの移動時間を使って１週間聞いてみたのですが、聞き続けると、最初は違和感のあった雑音がだんだん気にならなくなってくるから不思議！

使ってみました！

日本語での会話では使われていないパスバンドを聴こえるようにすることが、リスニング能力向上のカギという本書。付属のCDを１日30分以上聴き続けることで、聴覚を英語耳にチューニングしてくれる。海外旅行に特化しているため、もともと知っている単語が多いせいなのか、実際に試してみるとドンドン聴き取れるとれるようになった。秘められた能力を解放してほしい人は買うべきかも！