毎日Eトレ!【661】妥協する余地はありません

デイビッド・セイン先生が教える
会議のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「妥協する余地はありません」「妥協する余地はありません」「以下の点については妥協するつもりはありません」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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There’s no room to compromise.

妥協する余地はありません

 

roomの「部屋」以外の意味とは? 数えられないroomの使い方を確認しよう

今回のひと言は、まったく「絶対に妥協しない」という断固とした言い方です。このroomは「部屋」の意味ではありません。

roomには「余地」「機会」「可能性」の意味があるので、there’s no roomは「余地がない」ということ。この場合のroomは不可算名詞なので、aやtheなどの冠詞は不要となります。

その他の文例も確認しておきましょう。His harsh tone didn’t leave room for discussion.「彼の声のトーンは厳しく、議論の余地を与えなかった」、Let’s give him some room to think about.「彼に考える余地をあげましょう」などと言うことができます。下の会話例ではroom以外の表現も紹介しているので、チェックしてみてください。

ちなみにcompromiseは「妥協する」「譲歩する」という意味の動詞です。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

There is no place to compromise.
妥協する余地はありません

▶roomの代わりにplaceを使ってもOKです。

 

We will not give in on these points, (list points).
以下の点については妥協するつもりはありません

▶このフレーズに続けて、妥協できないポイントを挙げていきましょう。give inは「(要求などに)応じる」。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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