毎日Eトレ!【869】今年の東京マラソンの倍率は約12倍だったらしい

デイビッド・セイン先生が教える
2月の行事のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「今年の東京マラソンの倍率は約12倍だったらしい 」「今年、ランナーが東京マラソンを走れる確率はたったの12分の1です」「今年、東京マラソンに参加できる確率は12分の1しかありません」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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It looks like you only have about a 1-in-12 chance to be able to run in the Tokyo Marathon this year.

今年の東京マラソンの倍率は約12倍だったらしい

 

「倍率」&「万に一つ」の英語表現

ここ数年の東京マラソンの倍率は約12倍で、今年も例外ではないようです。

「12倍の倍率」ということは、「12人中1人が当選する確率」ということなので、英語ではa 1-in-12 chance。さらに、The chance of ...「…の確率」を用いて、Your chance of being able to run in the Tokyo Marathon is only 1-in-12.のように言うこともできます。

日本語には「万に一つ」という言い回しがありますが、英語でよく言うのはone in a million、つまり「百万に一つ」。もしI feel like I’m turning down a job from Bill Gates.「ビル・ゲイツからの仕事の依頼を断ろうと思っているんだ」のように、またとないチャンスを逃そうとしている人がいたら、Don’t be kidding. That’s a one-in-a million opportunity!「うそでしょう? 千載一遇のチャンスじゃない!」と背中を押してあげましょう!

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

This year, runners only have about a 1-in-12 chance of running in the Tokyo Marathon.
今年、ランナーが東京マラソンを走れる確率はたったの12分の1です

▶1つ目の英文と同じく、1-in-12は形容詞的に用いられているのでハイフンでつないでいます。

 

There is only about a 1-in-12 chance of a runner getting into the Tokyo Marathon this year.
今年、東京マラソンに参加できる確率は12分の1しかありません

▶get into ...は「…に参加する」という意味の表現です。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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