実用的な英語力が身につくENGLISH COMPANYのグループトレーニング

医師やビジネスパーソンがこぞって通う上級者向けプログラムとは

ENGLISH COMPANYから新コースとして登場した、レベル別のグループトレーニングコース。今回はビジネスの場で通用する英語力を週1回・2ヵ月間で身につける「人を“説得する”ためのビジネス英語インテンシブコース」の体験レッスンを受け、グループレッスンのメリットやオリジナルカリキュラムについてなど、詳しいお話を伺いました。

 

「人を“説得する”ためのビジネス英語インテンシブコース」とは

ENGLISH COMPANYで最もレベルの高いコース「人を“説得する”ためのビジネス英語インテンシブコース」には、TOEIC®800点以上を保持する30~40代のビジネスパーソンが多く通われています。文法や単語などの知識、加えて、聞いたり読んだりというインプットのスキルは一定以上持ちながら、自分で話すとなると詰まってしまうとか、文章を書くのに時間がかかるという方が多いのだとか。
「海外出張がある」「英語での会議に出席しなければならない」という人はもちろん、「英語で論文を書かなければならない」という医師の方など、短期間でより高い英語力を身につけたい人に人気のコースです。

体験者:坂口やよい
TOEIC®845点。大学では英米文化を学び、英語科教員免許を取得。外資系金融会社やIT企業で勤めたのち、留学サポート会社を設立。メールやオンライン会議で日々英語を使用しており、ネイティブにより近い表現や発音を習得したいと考えているが、何をどう勉強すべきかと悩んでいる。

 

英語上級者が確実にマスターすべきは「相手を説得する英語」

「ビジネス英語コース」と題するコースは、さまざまな英語学習サービスから提供されています。ですが、そもそも「ビジネス英語」とは何なのか。ENGLISH COMPANYはそこから再考したそうです。

有楽町スタジオでコースを担当するトレーナーの濱田さんは以下のようにお話ししてくれました。
「ビジネス英語とは、ビジネスでのコミュニケーションを英語で行うこと。そして、ビジネスでのコミュニケーションの核となるのは、それが商談であれ、プレゼンであれ、面接や会議であれ、自分の意見を伝え相手を説得することに他なりません。ですから、このコースの目的は相手を説得できるだけの英語力をもつことで、私たちの考える『ビジネス英語』とは相手を説得する英語なのです。」

 

 

ENGLISH COMPANYといえば、人が第二言語(母語以外のことば)を習得するプロセスやメカニズムを研究する学問『第二言語習得研究』をベースにした指導メソッドの先駆者として有名です。このコースでも、科学的な根拠に基づいた指導が提供されています。

第二言語習得研究では、スピーキングのプロセスは「概念化→言語化→調音」と説明されています。概念化とは、何をいうかということ。言語化は単語や文法の知識を使って、それを言葉にすること。調音とは喉や口を使ってそれを音にすることです。

一般的な英会話スクールでは、「会議で使う」「交渉で使う」などのシチュエーションを設定し、ロールプレイなどを通して「どう言うか」ということを学ぶことが多いのですが、これは上記のプロセスでいうと、「言語化」の部分を中心にトレーニングしているということになります。しかし、フレーズを覚えるというのは、アウトプットの練習というよりむしろ、インプットの学習によってのばしていくべきものです。

ENGLISH COMPANYのアウトプットコースでは、言語化の前のプロセスである「概念化」の部分に注目しています。何を言うか、という部分を鍛えるというと意外に思われるかもしれませんが、これには理由がありました。それは、日本語と英語では会話の基本の型が違うということ。

日本語では一般的に、相手の意見にまずは協調することが基本です。一方で英語ではその意見の理由を聞くことが、興味があることを伝える方法。「わたしは〇〇がすきです」と言ったときに、「ああ、いいですね」と答えるのが日本語で、「なぜですか?」と問うのが英語流ということです。ですから、日本語話者は理由を言うことにあまり慣れていないのです。

意見を言い、そこに根拠をつけ加えるというパターンを練習すれば、ビジネスの場面でも十分に通用する「概念化」の能力が身についていきます。

ENGLISH COMPANYは日本人の課題が「概念化」であることに着目し、それを鍛えるためのトレーニングを実施していることが、他のスクールと一線を画す大きなポイントのひとつです。

 

 


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概念化トレーニングを体験。意見を言う練習で脳を鍛える!

今回体験させていただいたのは、十数種類にも及ぶ概念化のトレーニングのひとつ「Comparison Game」。ひとつのトピックに対し、瞬時に複数の理由を思いつくことができるようになるトレーニングです。

まずは動画でトレーニング内容を確認。A・Bふたつのお題について、どちらが好きかの理由をできるだけ多く出していきます。今回は「友人との休日」「ひとりの休日」の2択。ふたりでペアになり、以下のようにテンポよく自分の意見を述べていきます。意外だったのは最初、日本語で理由を述べ合う形式だったこと。

A:「友人との休日のほうがいいです。なぜなら大きなピザをみんなで分けられるからです。」
B:「ひとりの休日がいいです。なぜなら静かに過ごしたいからです。」
A:「友人との休日のほうがいいです。なぜならサッカーができるからです。」
B:「ひとりの休日がいいです。なぜなら本を読みたいからです。」

日本語であってもなかなか理由がすらすらと浮かんでくるものではありません。概念化の力を鍛えるべきだ、ということが実感できた瞬間でした。
その後「A is better because…」「B is better because…」と英語でも練習します。先に日本語で答えを用意している分、ある程度の英語力がある人であれば、それを英語でいうのはそう難しいことではありません。
これはつまり、「概念化」ができていれば「言語化」の難易度がぐっと下がるということです。

濱田さんは「説得するための話し方には『型』があります。『型』を自然に使いこなせるようにしていくことで、アウトプットは格段に楽になります」と教えてくれました。

 

 

身近な単語を英語で定義!表現力を身につける

次は身近な物事についてシンプルな英語で説明できるようになるための「Guessing Game」というトレーニングです。

配られたプリントには「soccer」「hospital」「banana」などの単語が羅列されていますが、これらの単語を使わずに、別の英語表現で相手に説明する練習です。自分が説明している単語を相手が答えられたら交代します。
実際にチャレンジしてみると、簡単な単語でも、うまく説明できないことに気づきます。

 

 

トレーナーはペア練習を聞きながら、適宜ポイントを指導してくれます。

何かを説明する際のポイントは、大枠の説明をして、そこから詳細を説明するという順番を守ることだそう。これもひとつの『型』ですね。例えば、「It’s a place(それは場所です)」という大枠(general)から説明に入り、その後で「when you feel sick(具合が悪くなった時に)」という詳細(specific)に移ると相手は理解しやすいということです。このように、トレーニングでは、分かっているようで分かっていない、そのせいでうまく話せないということになっている部分があぶり出されていきます。

 

 


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アウトプットとインプットの繰り返しで効率よく学ぶ

Guessing Gameの中で、「It’s a sport……」と単数にしているつもりでも、つい「スポーツ」と複数の発音になっていることにも気づかされました。単数形・複数形は中学校で習う基礎的な文法事項です。
アウトプットの練習中に不足している文法や単語などを認識することを、noticing「気づき」と言うそうです。科学的には、言語習得はインプットの際に起こると言われていますが、その際の効率や質をあげてくれるのが、このnoticingという効果です。実際に何かをアウトプットしようとするときに、自分ができないことに気づき、インプットの機会にはそこに注意がむくということです。

パートナーと話し合うことで知識を深め合えたりすることも、グループレッスンのメリットです。パートナーの反応から、自分の英語が伝わっているかどうかもわかります。

アウトプットの練習をした後にまたインプットに戻ることが大切で、これを繰り返しながら学習することで、効率的に英会話を習得することができます。ENGLISH COMPANYのトレーニング内容はすべて科学に基づく理論がベースとなり、単にロールプレイを繰り返すだけのトレーニングではなく、第二言語研究に精通したトレーナーが効果的に英語力向上のサポートをしてくれます。

 

 

8回のレッスンでライティングスキルも身につけられる

コース後半にある「プロセスライティング」のトレーニングでは、ロジカルな「ライティングスキル」も習得。書いたものをネイティブがチェックしてくれるのですが、ここでもENGLISH COMPANYならではの手法が光ります。

間違った箇所に赤字を入れて訂正するのではなく、「ここは冠詞が違うのでは?」「この表現を見直したほうがいいかも」というようなヒントが書き込まれて戻ってくるのです。ヒントをもとに自分で文章を訂正し、ネイティブがまたチェックする。この繰り返しにより、英語力が養われます。

単に正しい英語に直されたものを見るだけでは、本当の力はつきません。自分で書いた英語を見つめなおし、自分の頭で考えて修正するからこそ、英語を体にしみこませることができるのです。

 

担当トレーナーからのメッセージ

すぐに英語を話さなければならないという緊急性の高い方や、英語をきちんと話せるようになりたいという方には、ぜひトライしていただきたいと思います。レベルがわからないという場合は、お気軽に体験レッスンにお越しください。自立した英語学者として、学習の継続が大切です。そのためのきっかけづくり、そして、正しい学習方法をお伝えします。

ポイントをおさえたトレーニングを通し、2ヵ月間で効率よく、着実に実用的な英語力を身につけましょう!

上級者向けコーストレーナー 濱田結実(はまだ ゆみ)さん
プロフィール
慶應義塾大在学中カナダとイギリスに留学。卒業後はスコットランドの大学で修士号を取得。欧米20カ国を一人旅しながら生きた英語を学ぶ。帰国後は編集者として翻訳・通訳に従事。

 


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上級者向けコース詳細

受講形式 グループ
学習サポート 進捗サポート2ヵ月
受講回数/1回あたりの時間

全8回(週1回×2ヵ月)/120分

レッスンスケジュール
平日夜コース(週1)
週末コース(週1)

講座内容

・相手を説得する英語力とは?
・日本語圏と英語圏のコミュニケーションの違い
・物事をわかりやすく説明するトレーニング
・場面描写を通じて説明力を養うトレーニング
・複数の理由を瞬時に思いつくトレーニング
・理由から議論を深めるトレーニング
・難易度の高いテーマに対し、意見と理由を組み立てるトレーニング
・想像力を養い、相手のニーズに応えるトレーニング
・問題に対する解決策を提示するトレーニング
・プロセスライティング
・プレゼンテーション

(内容は予告なく変更される場合があります。)
開催スタジオ所在地 東京(有楽町第2STRAIL新宿スタジオ
講師 日本人バイリンガル
受講期間 2ヵ月
入会金 55,000円
料金 2ヵ月 240,900円
※全2ヵ月のトレーニング
※価格はすべて税込
テキスト・IT教材利用代 受講料に含む

 

Q&A

 

Q1.教材は何を使いますか?

A1. 

ENGLISH COMPANYオリジナルの教材に加え、『TOEIC Speaking & Writing 公式テストの解説と練習問題』を使います。
 

Q2.1回のレッスンは何分間ですか?また、1クラスの人数は何名ですか?

A2. 

120分で、1クラス最大10名です。
 

Q3.宿題はありますか?

A3. 

はい、毎回宿題をお出ししています。

 

Q4.TOEIC®700点台なのですが、受講できますか?

A4.

基準は800点ですが、体験レッスンを受けていただければ、レベルを満たしているか確認いたします。

 

Q5.上級者向けコースはどこで受けられますか?

A5.

2019年3月現在、有楽町第2スタジオとENGLISH COMPANY STRAIL新宿スタジオにて提供しています。随時提供できるスタジオを増やしていく予定ですので、最新情報はホームページでご確認いただくか、お電話にてお問い合わせください。

※STRAILは、ENGLISH COMPANYのセカンドラインサービスです。
ENGLISH COMPANY 新宿スタジオとは場所が異なりますのでご注意ください。

 

Q6.体験レッスンはいつ行っていますか?

A6.

随時行っておりますので、まずはぜひお問い合わせください。

  

トレーニング体験を終えて

英会話スクールのグループレッスンやマンツーマンレッスン、海外留学など、さまざまな英語学習がありますが、今一歩ネイティブレベルに近づけず、上達の壁を感じている人は多いのではないでしょうか。ENGLISH COMPANYのグループレッスン上級者向けコースなら、概念化という考え方、アウトプットからインプットに戻る重要性など、目からうろこの発見が多々あり、「この練習なら自分に足りなかったところが補える」と実感することができるでしょう。ロジカルなエッセイを書くことに苦手意識がある人も、このコースを2ヵ月受ければスピーキングのみならず、ライティング能力もつちかえます。

汎用性のない学び方が当たり前になってしまっている日本の英語教育に、一石を投じるかのようなENGLISH COMPANYのカリキュラム。第二言語習得研究による科学的な方法とはこういうことかと、体験レッスンを受けて改めて実感しました。「日常会話には困らないけれど、もう一歩ネイティブレベルに近づきたい」という方は、ぜひ体験レッスンを受けてみてください。

 


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取材/執筆 坂口やよい(D&Y)

 

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