ENGLISH COMPANYの学びが
リーズナブルになって登場!

短期集中でバランスよく英語力をのばす中級者向けグループトレーニングを体験

短期集中型のパーソナルトレーニングジムの先駆けとなったENGLISH COMPANY。実は昨年度から、従来の1対1形式のパーソナルトレーニングに加え、少人数グループで費用を抑えたグループトレーニングコースを開講しています。初級者、上級者向けグループトレーニングについては以前にも記事にしましたが、今回は最新のコースである、「2ヵ月短期集中でバランスよく英語力をのばす」中級者向けグループトレーニングを体験しました。このコースでは、大人気コースである「全レベル対応パーソナルトレーニング」と同等のカリキュラムをこなすと言います。グループトレーニングの形式でそれをどのように叶えているのか、詳しくお伺いしました。

 

中級者グループトレーニングとは?

ENGLISH COMPANYでは従来より人気の高いパーソナルトレーニングに加え、「グループトレーニング」、また英語学習のコンサルティングに特化した「STRAIL」などのサービスが提供されています。

今回は、グループトレーニングのうち、新たにラインナップに加わった「中級者向けグループトレーニング」を体験してきました。

ここで、グループトレーニングの3つのコースについてその内容をおさらいしておきましょう。まず初級コースでは「中高6年分の英文法の学び直し」がテーマ。文法の基礎の部分から一気にやり直したいという方にぴったりのコースです。上級コースのテーマは「ビジネス英語」。このコースでは特に、ビジネスシーンにおいて「人を説得するためのスキル」を身につけることがゴールとして設定されています。そして今回体験した中級者向けグループトレーニングでは、主に以下の方にマッチするコースとなっています。

・短期集中かつリーズナブルに英語力をバランスよく鍛えたい方
・英語の基礎知識はあっても、リスニングの精度やリーディングスピードにお悩みのある方

中級者向けグループトレーニングはパーソナルトレーニングで学ぶメソッドのほぼすべてを網羅しており、英語力をバランスよくブラッシュアップします。主にTOEIC® Listening & Reading Testスコアで500~700点台のレベルの方を対象としたグループトレーニングです。脳科学的に効率の良い方法で語彙力を伸ばし、英文法は「認知文法」と呼ばれるアプローチでネイティブに近い英語感覚を養います。加えて、速読力とリスニングの精度を向上させ、アウトプットができるようになるための土台を固めることがゴールです。

 

 

多くの英語学習中級者の方に共通しているお悩みは、リスニングやスピーキングについてのもの。学生時代の受験英語を通して文法の勉強はこなし、強い苦手意識を持っているわけではなかったけれど、いざ仕事で使うとなると、「聞き取れない」「話せない」という、コミュニケーション力に課題を抱える人が多いものです。

一方で、そういった学習者によく見受けられるのが、「英語で会話をしたい」というゴールだけを見て、自身の英語力の現状にマッチしない短絡的な勉強法を選択して挫折してしまうというパターンです。

例えば、そもそも知らない(または忘れてしまった)単語がたくさんあったり、英語を読んで理解するスキルが不十分なまま、「会話の練習だから、まずは音をきくことでしょ」とリスニングの練習をしてしまったり。でも、いくら音を聞く練習を続けていても、その基礎となる知識やスキルがなければ、内容を理解することは難しいものです。当然、「聞けない状態」のままいきなりスピーキングだけをトレーニングしていても、非効率なままです。

英語学習には効率的な順番があります。「英会話」ができるようになるためにいきなり英会話の練習をするというのは、効率的ではないのです。英会話、すなわち相手の話を聞いて理解し、自分の意見をいうためには、まず語彙・文法・構文の習得、それからリーディングのスピードアップ、それができればリスニングスキルの向上と段階的に進めていくことで、結果として短い時間で効果がでやすくなります。

 

 

言語習得の科学であるSLA(第二言語習得研究)でも、効率的な学習順序として、まずは、語彙・文法を習得すること。そして、「読む・聞く」の受容スキルを磨くこと。最後に「話す・書く」の産出スキルを身につけるトレーニングを取り入れていくことが良いとされています。

ここで、「中級者コースでは英会話の練習はできないの?」と思われた方もいるかもしれません。でも、単語を覚えることだって、文法を理解することだって、相手の話を聞けるようにすることだって、「英会話の練習」のプロセスのひとつです。ラケットの素振りをすることが、テニスの練習のプロセスに不可欠であるのと同じように、基礎から順序よく鍛えていくことを避けるのは得策ではありません。

中級コースでは、さまざまなトレーニングが行われますが、どの内容もどのように「英会話」というゴールにつながるのか説明されるので、目的意識をもって学習に臨めると同時に、自分の成長を実感できます。このようにして、リーディングやリスニングのスキルが高まった段階で、最終的にはアウトプットのトレーニングメニューも一部取り入れていく、バランスの取れたコースとなっています。

また、それぞれの課題や、取り組むべき学習法についても、パーソナルトレーニングとまったく同等とまではいかないものの、グループトレーニングにおいても、ポイントとなるところで課題発見・克服のノウハウを提供。卒業後も自分で学習できるようにサポートしてくれます。自立した英語学習者を育てる場所であることも、中級者向けグループトレーニングの特長です。

 

 


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グループトレーニング体験スタート!

レッスンの心構えとして、「漠然と学習に向かうのではなく目的を意識して学習すること」「英語を英語のままとらえる」「ネイティブの感覚を身につける」ということを念頭に置き、グループレッスンがスタートします。

今回、体験したのは

営業部A
Cheer up! English内随一の英語学習マニア。TOEIC650点、2ヵ月のフィリピン留学経験あり。現在は、海外ドラマや動画にてインプットをメインに独学を進めている。アウトプットをする機会が少なく、知識の忘却を感じがち。ビジネスでも使える英語力を身につけるべく邁進中。

 

CORE GRAMMAR(時制)

まずご紹介するのが、初級者向けグループトレーニングでも登場した、「認知文法」をベースとしたトレーニング。これは、ネイティブはどのように英語を捉えているのか、ネイティブの感覚を理解し体に落とし込むトレーニングです。これにより、英語を日本語に訳しながら理解するのではなく、英語のまま処理しやすくなっていきます。毎回翻訳していたら会話的なスピードで英語を聞いたり、話したりすることはできませんから、このトレーニングはとても重要なものです。

今回は例として、「現在進行形」を扱ってもらいました。中学校では、「be動詞+ing」で「〜している」と“訳すよ”とならった、おなじみのあの文法項目ですね。でも、さきほども書いたようにひとつひとつ訳していると、どうしてもスピードは落ちてしまうもの。ここでは、「英語を英語のまま」理解するための方法を学んで聞きます。

「英語を英語のまま」なんて、どうすればそんなことができるの? と思われるかもしれません。その秘密が「イメージ」です。たとえば、

The dog is cute.

という文があるとします。

The dogは「犬」、cuteは「かわいい」ということですから、比較的かんたんにイメージできると思います。問題は is ですね。 「is をイメージしてください!」と言われても困ってしまう方がほとんどなのではないでしょうか。

このコースの文法トレーニングでは、こういった「かたちのないもの、具体的でないもの」をイメージできるようにしていきます。この is という語はいわゆる be動詞 と呼ばれるものですね。ネイティブはこの語が文の中にでてくると、「あ、説明がくるぞ」という感覚になるそうです。

先ほどの文なら、The dogのうしろに is がきた、その瞬間に「あ、犬についての説明がくるぞ」と待ち構える状態ですね。そこにcuteがすっと入ることで、「ああ、犬がかわいいのね」となるのです。

学校でならう翻訳型の英文法は、日本語に置き換える際には大変に役立ちますが、それでもやはりネイティブの感覚とは離れています。和訳をすることはタイムロスになるので、訳を通らずにイメージをすぐに思い浮かべられるようにすることが、「英会話」の初歩として重要です。

 

 

進行形の話に戻ります。
進行形にでてくる、動詞にingのついた形(現在分詞)はネイティブの感覚では「動作の途中」という状態。例えばrunにingがくっついたrunningという語を聞いた瞬間、今まさに走っているという情景が浮かびます。

ここで、もうひとつ例文を見てみましょう。

The dog is running.

この例文は、さきほどの cuteをrunningに置き換えたものです。
ここまでの話をまとめてイメージしてみましょう。The dog のうしろにbe動詞がきます。ここで「あ、犬の説明がくるぞ」と思ってください。その説明の内容が……そう running(走っている)ですね。

犬が駆け回っている様子がイメージできれば成功です!

 

 

少し長めのセンテンスでチェック!

「The dog is cute. とか The dog is running. くらいだったら、訳をしながらでも十分ついていけるよ」という方もいらっしゃると思います。たしかにその通りですね。
次はもう少し長い文で、これを応用してみましょう。

次の文章を「日本語に訳さずに」情景を思い浮かべてみてください。

“My brother is playing baseball with his friends in the park, and my sister is shopping with her mother in Shibuya.”

それができたら、次は「翻訳しながら」理解してみてください。

いかがでしょうか? 訳をしながら理解する方が負荷がかかることがわかるのではありませんか?

このコースの文法トレーニングではこのように、ネイティブが英文を処理していく感覚を学ぶことができます。

 

 

パーソナルトレーニングで大人気のレッスン、速読Reading

続いて、パーソナルトレーニングでも大人気のレッスン「速読Reading」を見せてもらいました。パーソナルトレーニングのものに少し工夫をして、グループトレーニングでも効果が出るように方法がアレンジされているようです。

速読Readingの目的は主に3つ。
・英語を英語の語順で読めるようになる
・結果として、リーディングスピードがあがる
・さらに、リスニングの処理速度があがる

リーディング、リスニングのスキルを同時に底上げできる、まさに一石二鳥のトレーニングです。

また、速読Readingはトレーニングであると同時に、英語力をアセスメント(診断)するプログラムとして機能しています。いくつかのステップに分けられたタスクをこなすごとに、自身の英語学習の課題が徐々に明らかになっていきます。どこでつまずいてしまっているのかが正確にわかるということですね。

当然、課題ごとに、効果の高いトレーニングメニューは異なります。このコースでも、課題ごとにどのトレーニングに注力すべきなのかは教えてもらえますから、自身の現状に最適な方法に注力することで課題を効率的に克服できるのです。

速読Readingの具体的な内容を少しご紹介しましょう。

まず30秒ほどの英文をリスニング。
それから、そこに出てきた単語をチェックします。 さらに、単語の意味と発音を把握した後にもう一度おなじ文章をリスニングします。「1回目では内容が理解できなかったのに、2回目ならわかった」という状況であれば、課題は「単語」だということがわかりますね。必要なトレーニングは当然、「語彙強化」です。

 

 

Chunk Reading

次は音声に加えて、画面に英文が表示されます。文字をみながら耳からも聞くということです。
ここで理解が深まった方は、「音だけではわからないけれど、文字があればわかる」ということ。つまり「音声知覚に課題がある」ということが判明するということですね。
このようなステップが10ほどあり、ステップごとに細かく課題が明らかになっていくという仕組みです。

グループトレーニングのトレーナーは、課題発見のスキルを惜しみなく教示、自分で気づけるようにしてくれます。もちろん、課題解決に向けた自主学習方法や発音の個別フィードバックなど、学習進捗サポートも手厚く用意されているので安心です。

速読Readingの最後に、最初に聞いた音声を再び聞いてみると営業Aに変化が。聞き取れなかった英語の文章がしっかり聞き取れるようになっていました。いえ、聞き取れるどころか、音源がゆっくりに感じるほどでした。

このように、営業Aはリスニング力のアップに大きな効果があることを感じたわけですが、当然、ナチュラルスピードの英文を聞けるということは、そのスピードで文を理解できるということ。このトレーニングの最も重要な目的である、リーディングスピードの向上にも効果があったことは確かでしょう。

 

 

こんな人におすすめ!担当トレーナーからのメッセージ

中級者向けグループトレーニングは「自主トレーニングスキル」を上げることを目的のひとつにしています。つまり、音読、シャド―イング、ディクテーション、オーバーラッピングなど、それぞれのトレーニング方法を科学的に正しい方法で行えるようにしているということです。

私はもともと高校の英語科の教員でした。当時は一般的な指導法で英語の指導をしていました。ENGLISH COMPANYに入社して数年たちますが、あの時の生徒たちにもこの第二言語習得研究に基づいたメソッドで教えたかったと思います。それほどENGLISH COMPANYの科学的根拠のあるトレーニングの有効性を感じています。
ENGLISH COMPANYのトレーニングはどのコースも「時短」つまり、短期間でできるだけ多くの成果をあげることを目標にデザインされています。突然、英語が必要になってしまったという緊急性の高い方にもぜひ足を運んでいただければと思います。

これまでの実績からパーソナルトレーニングの信頼度は高く、依然として人気がありますが、その時にハードルとなっていた、「待ち時間」と「費用」のお悩みを解消したいという思いで作った中級者向けグループトレーニングです。多くの方にご参加いただけるとうれしく思います。

 

ENGLISH COMPANY 事業部 部長 藤ヶ崎花恵(ふじがさき はなえ)さん
プロフィール
慶應義塾大学で教育学を専攻後、進学校の教員として勤務。その後カナダに留学、TESOLを取得。北米各地での就業経験を経て、英語教育現場に復帰。


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60日集中・中級者向けコース詳細

受講形式 グループ
学習サポート 進捗サポート2ヵ月
受講回数/1回あたりの時間

全8回(週1回 × 8週間)/120分
※修了後(9週目の受講コース同時刻)にTOEIC IPテスト実施

レッスンスケジュール
平日日中コース(週1)
平日夜コース(週1)
週末コース(週1)

講座内容

・ 単語の効率的な覚え方のレクチャー、単語テスト
・ 英文を頭から読めるようにする速読リーディング
・ 文構造を瞬時にとらえるための品詞判別トレーニング
・ 英語の音を細部まで聞き取れるようにする音声知覚トレーニング
・ 文法を「ネイティブの感覚」という角度から習得する認知文法
・ スピーキングの土台を作る瞬間英作文およびパラフレーズトレーニング
など

※進捗状況により、内容は変更される場合があります

開催スタジオ所在地

東京(銀座 四谷 六本木神田新宿STRAIL新宿恵比寿有楽町第2池袋)
神奈川(横浜 )
埼玉(大宮 )

加えて、以下のスタジオの自習スペースも利用可能!
東京(有楽町第1品川
京都(四条烏丸
大阪(梅田
兵庫(神戸
※四谷スタジオは自習スペースがございません。

講師 日本人バイリンガル
受講期間 60日間
入会金 55,000円
料金 2ヵ月231,000円
※全2ヵ月のトレーニング
※価格はすべて税込
テキスト・IT教材利用代 受講料に含む

 

Q&A

 

Q1.教材は何を使いますか?

A1. 

ENGLISH COMPANYオリジナルの教材(コアグラマー&パターンプラクティス・音源付)を含む、単語帳、文法問題集、副読本、TOEIC公式問題集、IT教材、自社開発アプリなど、ニーズに合った教材を使用します。
 

Q2.1クラスの人数は何名ですか?

A2. 

最大10名です。(スタジオによっては最大人数が5名程度のところもございます)
 

Q3.宿題はありますか?

A3. 

はい、毎回ホームプログラム(宿題)をお出ししています。その遠隔サポートとして、専門チームによる音声録音データのフィードバック(週2回)、メーリングリストによる学習サポート(週2回)があります。

 

Q4.パーソナルかグループか迷っています。パーソナルトレーニングとの学習内容の違いは?

A4.

指導が個別かグループかの違いはありますが、中級のグループトレーニングは、パーソナルトレーニングの内容を網羅しています。また、現在600名待ちの状態が続いているため、その待ち期間にグループトレーニングを始めておいていただくことをおすすめします。グループトレーニング修了時に引き続きパーソナルトレーニングへ優先的にご案内する乗り継ぎプランもご用意しています。

 

Q5.開催時期はいつごろ発表されますか?

A5.

1ヵ月ごとにスケジュールを更新しています。

 

Q6.体験レッスンはいつ行っていますか?

A6.

随時行っておりますので、まずはぜひお問い合わせください。

  

トレーニング体験を終えて

営業A「英語初級者はもちろん、中級者でもわかりにくい文法事項などの説明がわかりやすかったです。認知文法をベースにしたトレーニングで、ネイティブが英語を理解する時の感覚を体得できるところはおもしろいですね。また、速読Readingでは自身の課題に気づくことができ、さらにその解決方法を示してもらえるので効果が高そうです。また、シャドーイングやディクテーションなどのトレーニングの効果的な方法が学べることで、卒業後も効率的な学習ができそうだと感じました。今まで忙しくて英語学習ができていなかった人が効率よく正しい学習方法を習得する上でも、すごく良い体験レッスンでした」

自他共に認める英語学習マニアの営業AをもうならせたENGLISH COMPANYの体験トレーニング。学習を続けてはいるものの目に見える効果が出ない、と感じている人にほど科学的根拠のある言語習得アプローチのインパクトは強いようです。“自立した英語学習者を育てる場所”中級者向けグループトレーニングの真髄をぜひ体験してください。

 


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