毎日Eトレ!【1058】洪水の可能性があるので2階以上に行ってください

デイビッド・セイン先生が教える
災害時のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「洪水の可能性があるので2階以上に行ってください」「川が氾濫する可能性が高いので、念のため準備をしておくよう勧告された」「洪水の可能性があるので家屋の対策をとってください」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

注目記事

小学校から英語の授業が始まりました。
教科書の勉強だけではなく、海外の講師と話すのも良いのではないでしょうか?
Cheer up! Englishでは話題の子どもオンライン英会話をご紹介!

詳しくはこちらのページへ!

 

There is a possibility of flooding, so please go to at least the second floor of your building.

洪水の可能性がありますので、建物の2階以上に行ってください

 

2階以上に行ってくださいは何て言う?

洪水という差し迫った危険を知らせるフレーズです。floodingは名詞で「洪水、浸水、冠水」です。ingなしのfloodも同じく「洪水、浸水、冠水」という意味ですが、floodはThe big typhoon flooded the whole town.(大型の台風が町全体を水浸しにした)のように、「氾濫させる、水浸しにする、あふれさせる」という動詞でも使われます。 there is a possibility of ...で「~の可能性がある」という意味です。the second floor of your buildingは「建物の2階」ですが、at least(少なくとも)を挿入することで、「最低でも建物の2階以上」に行くことを指示しています。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

There is a good chance that the river will flood, so we were advised to be prepared just in case.
川が氾濫する可能性が高いので、念のため準備をしておくよう勧告された

▶good chanceは多くの場合「好機」と訳されますが、ここでは「高い可能性、十分な可能性」という意味合いです。

 

Please prepare your homes for the possibility of flooding.
洪水の可能性があるので家屋の対策をとってください

▶prepareは「準備する、用意する、心構えをさせる」という意味ですが、ここでは「(洪水の)対策をとる、(洪水に)備える」というニュアンスになります。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

デイビッド・セイン先生の書籍はこちら!

CDブック 聞くだけですぐ使える! 60歳からの英語サンドイッチメソッド (アスコム英語マスターシリーズ)
発売日:2017/12/16

最新の連載をメールでお知らせ

メールアドレス:

「毎日Eトレ!」連載記事一覧 連載トップへ

続きを見る >>

おすすめ記事