LA暮らしのリアルを公開!【6】
留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、そして1年間のOPTの体験談

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て日本に最近帰国したイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第4回目のテーマは『住まい事情』です。

LA暮らしの住まい事情

私は留学生活の約5年間で、なんと14回の引越しをしました!

周りにはクレイジーと言われていましたが、私にとっての引越しは、自分の環境を手っ取り早く変える一番のいい方法で、もちろん大変なことだったけどすごくいい思い出になっています。

私が留学を始めたばかりの時、約半年間はホームステイをしていました。
もちろん、家族と食事や会話をするため英語を話す機会が嫌でもあり、英語の上達、安全を考えると、高いお金を払ってもホームステイは価値があると思います。

その後、ルームフォーレントといい、おうちの一角、ひと部屋を間借りして生活していました。家族はいるのですが、ひと部屋を借りるだけのため食事はもちろん別。家族とあまり関わることはなかったですが、「友達を連れてきたらいけない」「キッチンを使うなら一言声をかける」「何時までにお風呂は入ること」などのハウスルールなどが多く、とてもめんどくさかったのが本音です。

それから学校生活にも慣れてきた頃、友達が「ルームシェアをしよう!」と誘ってくれたので友達メンバーを集めアパートを契約することに。

NOW LEASING”と書いてあるアパートにとにかく電話をして、内見をすることをひたすら繰り返し、自分たちの「住みたい!」と思う家探し。

アパートの契約時に必要なものは、収入を証明する物。留学生の場合は親の残高証明書や収入証明書を提出します。さらに、I-20(留学先の入学許可証)とパスポート。そして、学校に通っている証明ができるもの。

入れ替わりの多い留学生は信用されないことも多く、デポジットを家賃の2~3倍払わなければならないことや、そもそも貸してくれないところもあります。なので物件探しはそううまくいきません。

日本のように敷金礼金はなく、デポジットを先に払うと大体1年契約で、引越しするとなるとクリーニングfeeを抜いたデポジットのほぼ全額が戻ってきます。

LAの家賃は毎年12~1月に少しずつ右肩上がりにぐーんと上がります。1年契約を更新すると、更新料にプラスして家賃が上がるのです。

ワンベットルームを$2,000以下で借りられる所は少なくなってきています。
とにかく家賃が高い。

家賃を浮かすために友達と同じ部屋に2人で入ることも、留学生にとったらごく普通のこと。
3ベッドルームなどのアパートを借りて、一部屋ずつで分け、リビングなどは共有なども。
ルームメイトと干渉し合わないために、知らない人とルームシェアをするのも普通です。

外国人と価値観が合わないなどの問題で、やっぱり一緒に住むのは日本人がいい!
そんな日本人留学生のためにルームメイトを探したりすることができるサイトもあるので私はよく活用していました。

私は何度も引越しをしてきましたが、一度アパートを借りてからは、ホームステイなどに戻ることはなく、友達と毎日朝から晩まで過ごせることが楽しすぎて家族のような関係になり、どのルームメイトも一緒に住んでいた家族同様の仲間たち。
一生付き合っていくんだなあと思っています。

何年間か長い期間留学が決まっているのならばホームステイも、ルームシェアも経験してみてください!

 

Special Notes

  1. 留学時、ホームステイ、ルームフォーレント、ルームシェアなど、それぞれの魅力がある
  2. LAは家賃がとにかく高い!そのためルームシェアはごく普通
  3. 留学生活でのルームメイトは、家族同様一生付き合っていく仲間に

 

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在は日本でフリーランスとしての活動を続け、アメリカに戻るためグリーンカードの申請中です。

 


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