毎日Eトレ!【1088】私たちは終電になんとか間に合った

デイビッド・セイン先生が教える
単語使い分けフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「私たちは終電にギリギリ間に合った」「それがあなたの最終的な答えですか?」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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We just made it for the (final / last) train.

私たちは終電にギリギリ間に合った

 

finalとlast、入るのはどっち?

今回の英単語使い分けクイズは「最後の」という意味を持つ形容詞、finalとlastです。この文章にはどちらが入るでしょうか?
正解は…lastです。
finalとlastのニュアンスの違いは「次があるかないか」です。たとえば、終電は「その日に走る最終電車」のことですが、日が変わって朝になれば、また電車の運行は再開されますよね? つまりthe last train for the day(その日の最終電車)ということです。そのため、この例文には「次がある最後、連続したあるものの最後」を表すlastが入ります。
一方、finalは「次がない最後、決定的な最後」という意味合いを持ちます。final answer「最終回答」やfinal deadline「最終締切」のように、確定的で変わることがない事柄に対して用いられます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Is that your (final / last) answer?
それがあなたの最終的な答えですか?

▶この文章の正解はfinalです。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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