LA暮らしのリアルを公開!【18】
留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPT、そしてLA生活での体験談

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第18回目のテーマは『学生もできるタックスリターン?』です。

学生もできるタックスリターン?

多くの人には知られていないようですが、学生でもタックスリターンできるんです!

タックスリターンとは?
日本でいう確定申告。アメリカでは申告・納税は個人の責任となっており、州と連邦両方へ税金を納める必要がある。学生ビザで滞在している留学生はアメリカで収入を得ていなければ納税の義務は発生しないが、何らかの書類を提出しなければならない。また、アメリカの州立大学では、その州に住民票があり税金を払っている人に限り学費が安くなり、概ね留学生は高い税金が学費に含まれている。

 

現地の学生より遥かに高い学費を払っている留学生は、タックスリターンをすることで学費に払った税金を受け取ることができます。

学校によってアプライの仕方は違うと思うのですが、ほとんどの学校ではタックスリターンのワークショップを開催しています。そこで詳しくやり方を教えてもらいながら、ペーパーワークをし、何週間か後に学校からタックスが返金されます。

そのワークショップがあることさえ知られていないので、高い学費を払ったままでいる人がほとんどだとは思いますが、タックスリターンの時期に必ず学校のどこかでお知らせがあるはずです。それか、自身で学校のアドミッションオフィスなどで尋ねてみましょう。

他にも実は、エッセイなど書くときに必ず持っていなくてはいけないブルーノート。エッセイなどの試験があるときに持ってくるように言われますが、わざわざ買う必要はないんです!!
留学生は元々学費と一緒に書類をプリントするプリント代やブルーノート代が引かれているんです!必要であれば、そちらもオフィスに行き尋ねて無料でもらうか、もしそういったものを一切使わない場合、お金を返却してもらうことも可能です。

例え、親に学費を出してもらっていたとしても、アメリカ人より遥かに高い学費を払っている意味はなんなのか、自分の学費に何が含まれているかは自分で確認することができるので、何を踏まえてこの学費なのかと確認してみるといいでしょう。

 

Special Notes

  1. 留学生の学費が高いのは高い税金が含まれているため
  2. ほとんどの学校でタックスリターンのワークショップが行われている
  3. 教材費で使わないものがあるなど、各種申請することで返金してもらうことが可能

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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