2代目・Mr.JAPAN 比嘉亨さん
英語を学び、俳優としての幅を広げたい

Cheer up! Interview!

ドラマ『続・最後から二番目の恋(フジテレビ)』に出演中の鈴木貴之さん(★鈴木さんのインタビューはこちら!→ミスタージャパン 鈴木貴之さん 「留学経験は僕にとって大きな財産」を輩出するなど、若手俳優の登竜門として注目される『Mr.JAPAN』2代目に輝いた比嘉亨さんをインタビュー。沖縄出身で高校を卒業後、社会人ラガーマンとして活躍した比嘉さんは、俳優の夢を叶えるため21歳で上京。184cmの長身と男らしく均整のとれた肉体美を活かしモデルとして活動すると同時に、俳優としてのキャリアも積んできました。
また、Mr.JAPANをきっかけに「海外での俳優業にも挑戦していきたい」など新たな目標も掲げています。
そんな比嘉さんに2代目に輝くまでの努力や、海外進出のために学習したいという英語について、また、俳優としての今後の展望などをお伺いしました。

 

――2代目Mr.JAPAN、おめでとうございます! 受賞した瞬間の気持ちを教えてください。

 

受賞した瞬間は、とにかく驚きの気持ちでいっぱいでした。
コンテストの3ヵ月間前からファイナリスト14名と様々なレッスンを受けてきて「自分が選ばれるはず」という自信もそれなりに持っていたのですが、いざ決まるとやっぱり「信じられない!」と実感がなくて(笑)。その一方で、「これで夢のスタートラインに立てたな」と冷静に受けとめている自分もいました。
僕は俳優になる夢を叶えるために沖縄から上京してきたので、Mr.JAPANに選ばれたことでその夢に大きく近づけたと感じて、とにかくうれしかったですね。

 

――グランプリに選ばれたご自身の魅力は、どういう部分だと思いますか?

 

スポーツで培った忍耐強さと礼儀正しさが僕の強みだと思っています。小さい頃は野球を、高校生から社会人にかけてはずっとラグビーをしてきました。
また、コンテスト前は筋トレや食事制限で魅せる身体づくりに励んだり、審査員に自分の魅力をアピールするスピーチ力も磨きました。

 

僕はもともと内気で口下手なので、コミュニケーション力には自信を持てずにいたんです。ただ、社会人になってからはラグビーや俳優活動を通じた交流が増えて、コミュニケーション力がついてきた実感はありました。それでも“Mr.JAPAN”という大舞台で冷静に自分をアピールすることは難しいと思っていたので、自分自身を客観的に見つめ直すと同時に、自分の魅力とコンテストにかける気持ちを明確に伝える話し方や言葉の表現法などを学びました。

 

――グランプリに輝くまでにそんな努力があったんですね。Mr.JAPANに選ばれた今度は、どんなことに挑戦したいですか?

 

今までは舞台を中心に俳優業をしてきたのですが、これからは映像の世界でも活躍したいと思っています。映像って撮影した後に、編集など様々な行程を加えて作品にしていくじゃないですか。僕もそんな作品の一部として「映像に刻まれたい」という思いがすごくあります。 また俳優として日本に限らずハリウッドにも進出したいですね。そのためには、英語力が必要だと感じています。

 

――今後の活動に向け、英語を勉強していますか?

 

  まだ本格的に勉強していません。ただ、今後は海外での活動もありそうなので、知人に個人レッスンをしてくれる英語の先生を紹介してもらい、検討しているところです。

 

もちろん今までも学校の授業などで学んできたはずですが、やっぱり使う機会がないと英語って覚えないですよね。
僕は沖縄出身なので米軍基地の方と交流する機会があって「ハーイ!」なんて挨拶を交わしたり、道を聞かれることもありました。でも、英語が出来ないので上手く道を教えてあげられないし、ちょっとした会話も出来ません。そんな時「英語力があれば道も説明できるし、もっと交流することも出来るのに……!」なんて悔しく思うことがよくあったんです。
やっぱり英語は“世界の共通語”なので身につけておけば交流の幅も広がるし、新しい仕事にもつながります。俳優として本格的なスタートラインにたった今、英語はどうしても身につけておきたいスキルのひとつです。

 

ただ僕はじっと机に座って勉強する……というのが苦手なので、外国人が集まる場所に出掛けて友人を作るなど、コミュニケーションを通じた英語学習をしてみたいと思っています。 今は英語がほとんど出来ませんが、僕は外国人との相性がいいみたいなので、どんどん交流したいんですよ。

 

――どういう部分で、相性がいいと感じますか?

 

外国の方は自分の考えを主張したり、他人の意見に「Yes、No」とはっきり答える傾向があると思うんですけど、僕もそういうところがあるので相性がいいなと感じます。

 

日本人は他人の気持ちを思いやるからこその“あいまいで遠回しな言い方”をする傾向があると思うんです。一方、外国の方は「いいなら、いい」「悪いなら、悪い」とはっきりさせる、すごくさっぱりしたやり取りをします。なんというか、いい意味でグイグイ相手の領域に入り込んで、引く時はスッとひく、みたいなイメージです。そんな日本人とは違う異文化や考え方に触れるためにも、英語を早く身につけたいと思います。

 

実は僕、海外に一度も行ったことがないんですよ。これからは、色んな国でコミュニケーションしたいですし、仕事もしたいです。そして異文化体験を通じて“人間としての器”や“考え方の幅”みたいなものを広げて、男としても成長したいです!

 

俳優として大きなスタートラインに立った比嘉さん。「初代Mr.JAPANの鈴木貴之さんに負けないよう、俳優として邁進していきます!」と力強く宣言してくださいました。ハリウッドなど、グローバルなご活躍も期待しています!

 

■プロフィール

比嘉亨(ひが・とおる)
1987年、7月生まれ。社会人ラガーマンとして全国規模で活躍した後、上京。モデルや俳優として活動する。応募総数800名の中から2代目Mr.JAPANに選ばれる。
●比嘉さんの公式Facebookはコチラ⇒https://www.facebook.com/pages/%E6%AF%94%E5%98%89%E4%BA%A8-2014-Mr-JAPAN/607870372611489

 

撮影/長谷川梓 取材・文/甲斐真理愛(編集部)


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