LA暮らしのリアルを公開!【42】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第41回目のテーマは『山火事シーズン』です。

山火事シーズン

夏になると必ずくる山火事シーズン。
カリフォルニアは空気がとても乾燥していて砂漠や山などが多いために発生します。 

空気のクオリティがとても下がり水も不足し、自然が起こすことなのでどうすることもできないですが、山火事があるエリアは大幅な通行止めがあるため、私たちにもとても身近な問題です。 

カリフォルニア州では年々山火事の件数や面積が拡大し、多大な被害が出ています。2018年は、州史上最大の山火事が発生しました。今年はまだ山火事シーズンが始まったばかりですが、すでに昨年の25倍の面積が焼失しています。

現在600件を越える山火事が発生しています。中には、ワインの世界的大産地や、サンフランシスコの中心部周辺などで起きている火災もあります。東京都の約2個分に相当する約4,000平方キロが、たった7日間で焼けてしまったとのことです。

これまでに数百軒の家屋が焼失、11万人が避難を余儀なくされています。そして残念なことに、ヘリコプターで消火作業中だった操縦士を含む7名が火災の犠牲になっています。

現在の平均気温は過去100年間で約1.5℃上昇し、山火事の焼失面積は1970年代から5倍に拡大、発生時期も2ヵ月半延びています。

だいたい毎年ある山火事シーズンですが、8月から始まり、11月頃まで続きます。8月後半現時点で記録的な火災が発生してしまっていることを考えると、今後が恐ろしいです。

2020年、カリフォルニアのいろいろな土地で暑すぎ新記録の温度を出しています。

地球温暖化や、太陽が近くなったなどいろいろな説はありますが、コロナに引き続き怖い問題、異常気象がずっと続いているため、地球大丈夫かなぁと心配になります。

東部テキサスなどではハリケーンも起こっており、アメリカは今本当に大変なことになってるんです!

コロナの影響が一番ですが、社会が完全に復帰するのに10年以上、20年はかかるのではないかという噂です。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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