毎日Eトレ!【1170】未来は今われわれが何をするかにかかっている

デイビッド・セイン先生が教える
名言から英語を学ぼう

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「未来は今私たちが何をするかにかかっている」「未来への恐怖は現在の浪費である」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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The future depends on what we do in the present.

未来は今私たちが何をするかにかかっている

 

"present" を使った英語の名言

インド建国の父、Mahatma Gandhi(マハトマ・ガンジー)の言葉です。depend on ... は「~による、~次第である、~にかかっている」というイディオム。この文の主語はThe future(未来)なので、The future depends on ... で「未来は~次第だ、未来は~にかかっている」ということです。depend on は、The future of the company depends on you, so do your best!(会社の未来はあなたにかかっているので、頑張ってね!)、I’m free on Monday or Tuesday, so it depends on you.(私は月曜日か火曜日は暇なので、あなた次第だよ)といった使い方ができます。文の後半に登場する what は、「何」という意味ではなく、「~すること、~するもの」という関係代名詞です。what we do で「私たちがすること」という意味になり、ほかにも、what I want「私がほしいもの」、what you said「あなたが言ったこと」のように使います。presentには「現在」と「プレゼント」という別の意味が存在しますが、この文章は前者の意味。つまり、what we do in the present は「現在私たちがすること」という訳になります。
未来は今現在の行動の結果である、行動次第で未来はいかようにも変わる、そんなことを教えてくれる力強いメッセージです。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Fear of the future is a waste of the present.
未来への恐怖は現在の浪費である

▶この言葉を残したのが誰かははっきりわかっていませんが、私も「未来のことをあれこれ考えて今を不安な気持ちで過ごすのはもったいない」という考えなので、非常に共感できる言葉です。fear of ... は「~の恐れ」、 waste of ... は「~の浪費」という意味です。それぞれ I used to have a fear of public speaking, but now I'm used to it.(以前は人前で話すのが怖かったが、今は慣れたよ)、It’s a waste of time to talk to him. He’ll never say yes.(彼と話すのは時間の無駄だ。彼は決してイエスとは言わない)のように使います。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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