英検®はここに注意しよう! 4級のリーディング2
攻略ポイントはここ! 英検®合格への道しるべ
中学中級程度と設定されている英検®4級。前回はリーディング(筆記)の第一部と第二部について解説しました。今回は第三部の語句整序問題と第4部の長文内容一致問題について、注意点をまとめます。
英検®4級 筆記第三部 短文の語句整序問題
第三部には日本語の文が付いています。与えられた英語の語句の順序を入れ替え、日本語の文と同じ内容になるように英文を組み立てます。
英語の語順は「主語+動詞(+目的語/補語)」となっていることが基本のキですね。
その他、英検®4級の範囲としては、to不定詞の語順、疑問文や否定文、命令文の作り方に注意しましょう。接続詞を使ってふたつの節(主語+動詞)を繋ぐ方法にも慣れておいた方がいいですね。
英検®4級 筆記第四部 長文の内容一致選択問題
第四部には、A, B, Cと3つの大問があります。
本文の長さはAが1番短く、レストランのメニューや店、公共施設の案内などが出題されます。Bはeメールのやりとりで、ふたつめのメールが最初のメールへの返事となっています。Cは説明文で1番長く、設問の数も1番多いです。
どの問題も設問に目を通してから本文を読んだ方が、ポイントを掴みやすいでしょう。本文を読む前には選択肢まで見る必要はありません。
Cは設問が5問くらいあるので、すべての設問に前もって目を通していたら、本文を読んでいる間に忘れてしまうかもしれません。最初の設問をふたつくらい読んでから本文に入り、答えが分かる都度マークしていくのがいいでしょう。
本文中の解答のヒントは、ほぼ設問と同じ順番で出てきます。本文の3分の1から半分まで読んだら、残りの設問に目を通し、続きを読んでください。
本文を読むときは、「誰が、どこで、いつ、何を、なぜ」に注意しましょう。
英検®4級を受ける直前の勉強
もし、英検®のテストが1週間後に迫っているのにまだ準備ができていない!と感じたら、最低限、次の復習をしておくといいでしょう。
1. why, who, how long, how farなど疑問詞の意味と疑問文の作り方
2. 接続詞when, if, because, so, thatの意味と使い方
3. 動詞+不定詞、動詞+動名詞の意味と使い方
4. 助動詞can, could, shouldなどの使い分け
5. 過去と未来(will, be going to)の表し方
これらのポイントは、ほぼ中学2年の英語に相当します。だからといって、小学生や中学1年生もしり込みをすることはありません。あらかじめ過去問をやってみて、どうすれば合格圏に入るのか、考えて勉強しましょう。
ライタープロフィール●外国語人 | |
英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |
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