LA暮らしのリアルを公開!【66】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第66回目のテーマは『アメリカで無料で婦人科に行く方法』です。

アメリカで無料で婦人科に行く方法

アメリカ=医療費が高い
というイメージですが、アメリカでは日本のように国民のほとんどが健康保険を持てるわけではないので、低所得者や医療保険に入れない人向けの無料で診察が受けられるクリニックやサービスが充実しています。

日本では2年に1度しか無料で受けられない子宮がん検診もいつでも無料で検査できたり、低用量ピルも1年分無料でもらえる機関もあるんです。

留学をするにあたって婦人科系の悩みや不安も多いと思うので、こういった機関やサービスがあると言う事を知っておくだけで、すごく安心だと思います!

留学に来る前に妊娠してたのに気づかずそのままアメリカに来ちゃった子、アメリカで妊娠してしまった子、女性器官のトラブルや生理不順などの心配も病院に行ければ安心ですよね。

そのクリニックの名前はPlanned Parenthood

アメリカ全土にあり、近くのクリニックがどこかWebsiteで検索できます。

予約なしでもいけますが驚くほど待たされます。
予約しても結構待つけど予約はしたほうがいいです!
予約については英語でする必要があります。

保険や収入がある人は有料になるので、保険はあるかと聞かれたら、学校の留学保険に加入していることを伝えると留学生は無料で受診できます!

もちろん海外留学保険は入っていくので保険はありますが、アメリカの保険がないという程で検診に行きます。その際、身分証明書としてパスポートを持参します。

下記のような検査やサービスがあります。

・STD test (性病検査)
・Pregnancy test (妊娠検査)
・Pap smear test (子宮がん検査)
・Birth control (低用量ピル)
・Abortion (中絶)
・Emergency contraception (モーニングアフターピル)

などなど!
男性も受診可能です!

受診をする上で英語がよくわからない場合は、通訳を無料で繋いでくれます!
体のことなのでしっかりと理解する必要があると思うので、恥じらいなしに通訳をつけて欲しいとはっきりお願いするといいと思います! 

低用量ピルをそのまま”Pill”だけで使うと薬という意味になってしまいます。英語はBirth controlと言います。アメリカではピルを飲んでいるのが結構主流なので、私が学生だった頃は留学生の友達やアメリカ人のみんなで通院していました!

もちろん持病がある方、日本ですでに婦人科系に通われている方などは、かかりつけの医者と相談されるか自身で判断してください。

そして日本でも留学前に異常がないか検査しておくのをオススメします!

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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