TOEFL Junior®のABC【2】TOEFL Junior®のスコア表からわかること

世界中の中高生が受験する英語資格試験のひとつ
TOEFL Junior®をズバッと解説!

前回の記事では、TOEFL Junior®の特徴や英検など他の検定試験との違いについて解説しました。今回は、TOEFL Junior®のスコアの見方をご説明します。また、TOEFL Junior®のレベルを他の検定試験と比べてみましょう。

 

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TOEFL Junior®の「スコア」の見方

テストの結果は合否ではなく、「スコアレポート」という形で出されます。

日本で受験した場合、ETSによる英語のOfficial Score Reportのほか、Global Communication & Testing発行の日本語版スコアガイドが添えられています。

 

Official Score Reportから何がわかるの?

 Official Score Reportには総合評価のほか、リスニング、語彙・文法、長文読解それぞれのスコアが示されます。

 

TOEFL Junior®の総合評価とは

総合評価には次の4つが載っています。

1. Total Scale Scoreはリスニング、語彙・文法、長文読解の合計スコアです。最高点を900点とし、5点刻みになっています。

2. Overall Score LevelTotal Scale Scoreをもとにして5段階のレベルに分けたもの。最高レベルの5はSuperior(優れた)、4はAccomplished(熟達した)、3はExpanding(発展しつつある)、2はProgressing(進歩しつつある)、1はEmerging(力をつけつつある)とどれもポジティブな呼称がついています。

3. Overall Performance Descriptorの欄には、そのレベルの人が一般に英語でどんなことができるか、文章で説明してあります。

例えば3のレベルには次のように書いてあります。

Demonstrates comprehension of some complex written and spoken materials and most basic materials, drawing on knowledge of basic language structures and vocabulary.
意味:基礎的な言語構造と語彙を使ってほとんどの基礎的な文章を読んだり聞いたりして理解でき、複雑な文章でも理解できることがある。

4. CEFR Profileとは、Common European Framework of Reference for Languages の略で、ヨーロッパ言語共通参照枠と訳されています。つまり、英語だけではなく、さまざまなヨーロッパ言語の運用能力を横並びに比べることができるレベル分けです。ヨーロッパ以外の言語にも広がりを見せています。

CEFRを使えば、異なる英語検定の結果を比べることもできるということになりますね。
最もベーシックなレベルがA1、最上級がC2です。

これをTOEFL Junior®の5レベルに当てはめると、
TOEFL®Junior5:リーディング、リスニング、語彙・文法すべてのセクションでCEFR のB2にあたる
TOEFL®Junior4:すべてのセクションでCEFR のB1
TOEFL®Junior3:ほとんどのセクションでCEFR のB1だがA2も混ざる
TOEFL®Junior2:ほとんどのセクションでCEFR のA2だがA1も混ざる
TOEFL®Junior1:ほとんどのセクションでCEFRのA1だがA2も混ざる

 

他の英語検定と比べたTOEFL Junior®のレベル

前回の記事では、スピーキングやライティングのあるなしなど、テストの内容で他の英語検定と比べて解説しました。

テストの内容を別にして、CEFRのレベルだけで他の検定と比べると、だいたい以下のようになるようです。

TOEFL® iBT: 95-120(total) C1, 72-94(total) B2, 42-71(total) B1
TOEIC® L&R: 945-990(total) C1, 785-935(total) B2, 550-775(total) B1
英検® 1級:C1,  準1級:B2,  2級:B1
(Wikipediaより) 

これを見ると、本来TOEFL Junior®は中高生を対象として作られたものですが、上位レベルの英語運用能力はかなり高いということになりますね。

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

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