LA暮らしのリアルを公開!【79】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第79回目のテーマは『アメリカから日本に帰国する時』です。

アメリカから日本に帰国する時

LAでは先週またコロナ感染者の数が下がったということで、お店の中に入ってもいいキャパシティが上がったのと、お店の中以外ではマスク着用は義務じゃなくなりました。

日本はまだ緊急事態宣言中と聞きましたが、今、日本に帰ったら何が必要なのか、
アメリカに戻ってくるときには何をしなくてはいけないのかを紹介します。

日本に到着すると、まずは誓約書などにサインをさせられます。
それには、公共機関を使わないことや、自宅待機することを約束することが記載されています。もし誓約に違反をした場合は結構な罰を下されるので、大人しく国のやり方に従い、自宅待機しましょう。

アメリカで必ず陰性証明をもらってくる必要があるのですが、証明書にnasopharyngeal かsalivaと書いてある必要があります。これはテストの種類なのでこれで違うやり方であると、アメリカでワクチンを受けたとしても、コロナが陰性だったとしても、自宅待機ではなく、指定されたホテルに滞在しなくてはならなくなります。

家族で帰国された場合などは、13歳以上はひとり1台携帯をもっていることが条件で、持ってない場合はそのまま空港内で携帯を買うか、借りるかをしなくてはならないそう。私の知り合いの家族でこれを機にスマホデビューしたという子どもの話を聞きました(笑)

スマホが必要な理由としては、必ずインストールしなくてはいけないアプリがあり、そのアプリ内で位置情報の確認や担当者からの連絡にビデオ通話で対応するため、また、接触確認のために毎日使わなくてはならないからです。

空港に着き、審査の時にアプリを持っているか聞かれるので、もし帰国がわかっているのなら先にインストールしていくことをおすすめします。

カリフォルニアは少し落ち着いてきたとのことですが、日本はまだまだなのでカリフォルニアから日本への帰国はかなり厳しいものとなっています。あらかじめ必要なものや、空港に迎えにきてもらう人などすべてしっかりプランしてからの帰国ではないと、大変だなぁと思います。

日本からアメリカへもう一度戻ってくる際や、旅行で来られる際には、日本からの陰性証明と、誓約書へのサイン、Travel Formの記入が必要です。自主隔離期間のルールは特に厳しいものではなく、自己管理で10日間、人との接触がないようにとされるだけで、入国後3~5日後にもう一度コロナテストを受け陰性の場合は7日間の自主隔離で終了となります。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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