LA暮らしのリアルを公開!【82】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第82回目のテーマは『アメリカ人の子育て』です。

アメリカ人の子育て

アメリカ人の子育てには本当に驚かせられることばかり!
コロナワクチンを70%の人が打ちみんなで集まれることも多くなったので、ママ友がちらほらできてきました。

いろんな国の文化が融合しているカリフォルニアでは本当にいろいろな子育ての仕方があり、何が正解などはなく、その子にあったお母さんたちのしたい子育てをします。そしてそこにジャッジをすることは一切ないです。

でも!!!!
日本人の家族や友達からしたら私の子育ては結構大雑把で適当と言われがちなのですが、いろんな国のママたちの子育てを見ていると「私は本当に日本人なんだな」と、つくづく感じてしまいがち。 

アメリカではベビーシッターの文化が強いので、ナニーと呼ばれるシッターさんがおうちに住み込みでいるケースがとても多いです。

特に今のコロナ渦では、リモートで仕事をするママさん達が多いので、ナニーがおうちにいるのはごく普通のこと。だいたいメキシコ人やフィリピン人のナニーが多いです。

毎週金曜日の夜は夫婦の日と決めている家族も多く、その日だけはシッターにきてもらうという場合は、地元の高校生のアルバイトなんかが多いです。
映画のシーンとかでもよくありますよね。

子どもができてからも夫婦関係がしっかり男女として接することを継続できるのもすばらしいことだと思います!

もちろん、全員が全員そうなわけではないですけど、キッズ達のご飯なんかも、本当に適当!
日本のように何皿も栄養バランスを考えられた食事なんて本当にしないんです。
「〇歳になったらこれが食べられる」みたいなチャートなんてほぼ無視!
大人達とほぼ同じようなごはんも普通にあげちゃうんです。
例えばタコベルのタコスや、マックのポテトなど。

「ええええ!そんなもの食べさせていいの?」て聞いたら、「どーせこれから食べることになるんだからいつ食べても一緒でしょ!」と返ってきました(笑)

アイスクリームやドーナツだって、4~5ヵ月の赤ちゃんに普通にあげちゃうんです。そりゃ肥満国になるわと何か納得できました。

粉ミルクを作る時にトイレの水道水で作っているお母さんを見た時も本当にゾッとしましたが、旦那に言ったら“welcome to the United States ”と言われた(笑)

夏のカリフォルニアはお店の中など、信じられないくらいにキンキンにクーラーが効いています。私自身寒くなってしまうので買い物行く時なども必ず上着は持っていっていて、もちろんベイビーの分のブランケットや上着も持っていって。

アメリカンベイビー達はやっぱりそんな中でもタンクトップなど、薄着が当たり前。
足の裏なんてキンキンに冷えてるのに!

私たちはこうやって育っていくのよ!と言われて、そこでも何かなるほどねと納得してしまいました。

お風呂に浸かる文化のないアメリカ人は、子ども達のお風呂もびっくりするくらい適当!
洗えてないでしょて感じで、シャーっと水で濡らし、泡泡して流して終わり。
ものの5分10分でbath time終了。

本当にびっくりなことばかりですが、私は私のやり方で、誰にも左右されずにやっていこうと思いつつ、適当でも子どもはすくすく育つし、たまには手抜きってこともアリやなと思いました。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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