LA暮らしのリアルを公開!【85】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第85回目のテーマは『Juneteenth』です。

Juneteenth

Juneteenth とは6/19のこと。
400年ほど前、アフリカから連れてこられた黒人たちが、アメリカで奴隷をさせられていました。
その奴隷させられていた人たちが解放された日、祝福の日として知られています。 

アメリカでは昨年ジョージ・フロイドさんが、白人ポリスに殺されてしまってから、黒人差別について大きな問題になり、まだ至る所ではプロテストが行われています。 

黒人差別が薄れてきていたはずのアメリカでは、このことを通してまだ差別があることを多くの方が知ることになったと思います。 

今まで6/19はいろんな地域で、黒人たちがお祝いをしたり、パーティーやイベントなどがありましたが祝日ではありませんでした。
そこで、バイデン大統領はこの日を正式に祝日にすることに決定しました。

今年の6/19は土曜日だったため、あまり祝日になったことで代わりはありませんでしたが、来年の6/19は平日なので、なにか少し特別なものになるかもしれません。

黒人差別だけではなく、アジアンヘイトなども相次ぐアメリカでは、アジアンヘイトについてもバイデン大統領が法律を規制したり、いろんな対策が講じられています。

6/15ですべてのビジネスがオープンしたカリフォルニアですが、これから経済的にもどのように変わっていくのかが楽しみです。

カレッジの授業で歴史の授業を何か必ずひとつ必須で取らなくてはなりません。
その中にBlack history という教科があり、アメリカで奴隷させられていた時のことや、なぜそうなったかのバックグラウンドを勉強することができます。

そしてその授業ではどの学校も必ず、Black history museum などに行くことがあります。

私はヒップホップがとても好きで黒人文化などにも興味があったし、黒人の友達もとても多く、彼らのバックグラウンドを知ること、差別に対して知ることはいい事だと思ったのでblack historyを履修していました。

自主的に勉強したりするのはハードルが高いですが
アメリカにいるのならば、やっぱりアメリカの文化をしっかり理解するために、学校の授業などを利用して知識をつけていくべきだと思います。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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