八田流英会話道場:第三回
英語の自己紹介で失敗しない八田流テク

空手の型のように英会話をマスターしよう!

 

●子供を相手にするときの自己紹介(シンプルな表現)

※相手はホストファミリーの子供(中学一年生くらい)を想定:

 

♠:Hi, my name is Tak.
  やあ、僕の名前はタック。(子供の場合は、ハアーイ!を使う。ハローは使わない。名前を強調する)

♠:Let me tell you something about myself.
  僕の事を少し話すね。(intoroduceは堅い表現なのであまり使わない)

♠:As you know, I am from Kyoto, Japan. 
  僕は、知っての通り京都の出身だ。

♠:Kyoto is not as big as Tokyo, but it is a big city.
  京都は東京ほど大きくはないけど大きな都市だよ。(一般的に知られていることから説明に入ると相手の興味を誘える)

♦:Oh, you are from Kyoto.
  京都から来たんだね。

♦:Kyoto is supposed to be a nice place.
  京都は良い所だと聞いているよ。(子供でもお世辞を言う)

♠:I go to college there. 
  大学生だ。(子供相手のときはひとつひとつのセンテンスを短くする)

♠:I have a younger brother like you.
  僕にも君くらいの弟がいる。

♦:Really, I go to junior high.
  ほんと?僕は中学生だ。

♠:I enjoy watching baseball and soccer games.
  野球とサッカーの観戦が趣味だ。

♠:They are both very popular in Japan.
  この2つは日本での人気スポーツだ。

♦:Yeah! I know. We have quite a few good baseball players from Japan
  知っているよ、日本から野球選手が何人も来ているから。

♠:Also, I ski during winter.
  また、冬はスキーもやる

♦: I go skiing with my Dad, too.
  僕もお父さんとスキーに行くよ。

♠:You have a good football team in this town, right?
  この町には、有名なフットボールチームがあるよね?(相手の注意を逸らさないため、相手の興味のありそうな話題を織り込む)

♦:Yeah! San Francisco Forty-Niners.
  そう、サンフランシスコフォーティナイナースだよ。

♠:What do you do during your spare time?
  君の趣味は何?(※よく使うフレーズ。子供相手に趣味(hobby)という単語は使わない)

♠:You are pretty big. So, you must play American football or basketball?
  君は身体が結構大きいから、アメフトかバスケをやってない?(会話を促す努力が必要。男子の場合、スポーツは奨励されているので大抵何かに興味を持っている)

♦:Yeah! I play American football.
  そう、アメリカンフットボールをやっているんだ。

♠:Yeah! I thought so. 
  そうだろうと思ったよ。

♠:What position do you play?
  ポジションはどこだい?(相手のスポーツに興味を示す事は大切。流さず会話に繋げる努力をしよう)

♦:Wide Receiver.
  ワイドレシーバーだよ。(子供の会話はストレートで短い。大人が会話を繋ぐ努力を払う)

♠:I hope I get to go see the City soon.
  早く町を見に行きたいな(大きな都市の中心部をCITYと呼ぶ場合が多く、滞在中に何をしたいかを伝える事も自己紹介の一つ。“get to”は canと同じ)

♦:OK, my Dad will take us there.
  お父さんが連れてってくれるよ。

♠:Your zoo and the bridge are famous in Japan.
  君の町の動物園とあの橋は日本でも有名だ。(京都に来る外国人が、金閣寺や嵐山を話題にすることと同じで、相手のホームタウンへの興味を示す事が基本中の基本。※海外では橋が街のシンボルであることが多い)

 

相手が大人の場合、外国人と会話をすることに慣れていれば、一般的な単語をチョイスして会話を組み立ててくれる。しかし、子供の場合は、シンプルな表現を好む。たとえば、do,take,get,putなど用法が多い動詞を多用し(語彙がすくないから)、wannawant to)など口語独特の省略形を多用する。理解するためには、主語を聞き逃さないようにするのがポイントだ。
もし、相手が言っていることが理解できない場合、聞きなおすよりも、You mean ~「それは~というゆう意味?」というように、相手の言いたいことを考えて言い直しつつ聞いてみるほうが早い。 小さい子供には、こちらから話しかけることが特に必要。年齢や好きな遊びなど、質問をしていく形なら難しくない。

 

●子供を相手にするときの自己紹介(シンプルな表現)

●対等な相手への自己紹介(フレンドリーな表現)

●立場が上の相手への自己紹介(丁寧な表現)


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