八田流英会話道場:第三回
英語の自己紹介で失敗しない八田流テク

空手の型のように英会話をマスターしよう!

 

●対等な相手への自己紹介(フレンドリーな表現)

※年齢が近い相手(20代同士)を想定:

 

♠:Hello, my name is Kenji Yamada.
  やあ!私の名前は、けんじ やまだ。

♠:Please call me Ken. 
  僕の事をケンって呼んでくれ。(相手が呼びやすい呼び方を教えるほうが親切、英語には極限られた数のファーストネームしかないが、日本の名前は無数にあり、外国人は覚えにくい)

♦:Hi, I’m George.
  やあ、僕はジョージだ。

♠:Let me tell you a few things about myself.
  ちょっと自己紹介をしよう。(intoroduceは堅い表現なのであまり使わない)

♦:Great! Go ahead.
  それはよい、どうぞ。

♠:I am from Tokyo and I go to college there, studying economics and I hope to become a banker after I graduate.
  僕は東京から来たけど、今大学生で、専攻は経済、卒業したら銀行に勤めたいと思っている。(自分の進路を言う事でその後の会話のキャッチボールに繋がりやすい)

♦:That’s a good field to be in.
それは(将来性のある)良い分野だね。

♠:I enjoy listening to music and I play some golf from time to time.
  音楽鑑賞とゴルフをたまにプレーするのが趣味だ。

♦: What kind of music do you like?
  どんな音楽が好き?

♠:Oh, from pop to classic, all kinds of music. I like jazz, too.
  ポップスからクラシックまで、音楽は何でも好き。ジャズも好きだ。(この’Oh,’は、ちょっと考えている事を示す)

♠:What about you?
  君の趣味は?(一方的に喋るより対話を促す)

♦:Oh, I like music, too. But, I like outdoor sports more.
  僕も音楽は好きだけどアウトドアスポーツの方がもっと好きだ。

♠:While I am here, I want to do a few things.
  ここに滞在している間にいくつかやりたい事がある。(やりたいこと、行きたいところ、買いたいものなど、希望することをきちんと言っておくことは、相手にとっても楽で、会話も繋がりやすい)

♦:OK. What are they?
  やりたい事って何?

♠:Number one: I would like to go to your art museum.
  一つ目は、美術館に行って見たい。(指を1本ずつ立てながら、ナンバーワン、ツーと要旨を3つくらいにまとめてカウントしながらの説明は、相手に分かりやすく好まれるが、学生(若者)が使うフレーズ)

♦:Good!
  良いね!(これは単なる相槌)

♠:Second, I would like to go visit your University campus. It is supposed to be very historical and also, beautiful.
  二番目には、君の大学を見に行きたい。凄く歴史的だし美しいと聞いている。(会話にお世辞は不可欠、先方のモチベーションも上がるはず)

♠:Number three, please take me downtown to have your local beer and some seafood, such as clam chowder and crabs.
  三つ目は、ダウンタウンに連れていって欲しい。そこでまず地ビールを飲んで、海鮮料理、特にクラムチャウダーとカニを食べたいね。(遠来の客が自分の町の自慢にしている事を見たい、食べたいと言えば、会話は間違いなく盛り上がる)

♦:OK, I will set it up for you soon.
  OK,私が近いうちにアレンジするよ。

 

同年輩の相手の場合、フレンドリーな雰囲気を作るようにしたい。ところどころで質問や同意を混ぜて、会話のキャッチボールをしながら自己紹介をしていく。自分がしたいことをリクエストするとか、自分が相手に興味があることを例示して、今後のコミュニケーションへの布石を打っておこう。

 

●子供を相手にするときの自己紹介(シンプルな表現)

●対等な相手への自己紹介(フレンドリーな表現)

●立場が上の相手への自己紹介(丁寧な表現)


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