LA暮らしのリアルを公開!【88】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第88回目のテーマは『最近のアメリカの就職事情』です。

最近のアメリカの就職事情

6月に卒業を迎えた学生たちは7月から新しい生活となります。

OPTは社会人としてお金をもらって働ける制度
CPTは学生のうちに働ける制度

そしてカレッジからユニバーシティに編入した人たちはセメスターの中で必ずインターンをしなきゃ卒業できないんです!

今の情勢、OPTを給料有りで雇ってくれる会社がとても少なくなっていて給料なしのOPTというのもすごく増えてきています。CPTは元々そこまでお金を出してくれる会社は少ないです。

インターンに関しては無給で働いてくれる子となるので、アメリカの会社はこれでもかと学生を使い回します。でも単位を取るためには大人しく言うことを聞いてないと卒業できないとなってしまうので我慢して無給でたくさん働く学生が多いのです。

そしてH-1VISAやH-2VISAは
出してくれる会社は今の情勢、ほぼゼロに近いといってもいいでしょう。
会社が申し込んでくれるグリーンカードは取れる確率は下がっておらず変わりないので、その会社次第ですが、ワーキングVISAのH1などはすごく難しい状況です。

もちろんコロナ禍もだんだん終盤にかかりはじめ、すべてがオープンしてきたアメリカでは、少しずつ回復しているのですが、まだまだ各企業は留学生1人のためにお金をどれだけ使えるかが今までよりも厳しく審査されてしまうためです。

私の友達たちが実際に今、卒業後アメリカに残るためにVISAの申請や、OPTなどを行なっていますが、友達のほとんどはやはり問題を抱えています。

私が思うのは会社が給料をしっかり出してくれるか、VISAやグリーンカード申請に対して意欲があるが出してくれるかどうか、就職する前にしっかり企業に確認することです。
就職する前にそんなことを聞いたら日本人は失礼かと思いがちですが、就職してからでは遅いんです!

社員などを応募しているサイトにはグリーンカードサポート有りや、VISAサポート有りと書かれている事があると思います。
けど、書いてあろうとサポートしてくれるかどうかはその人の働き方次第であるし、こちら側から聞かなきゃなにもしてくれないことも多いです。

給料の相談、VISAサポートについての相談は、応募の際、面接の際に必ず確認するようにしたほうがいいです!

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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