毎日Eトレ!【1244】確かにそうですが…

デイビッド・セイン先生が教える
ディベートに役立つ英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はディベートに役立つ英語表現「確かにそうですが…」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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That's true, but ...

確かにそうですが…

 

譲歩してから反論する

英語でディベートするとき、論戦相手の意見を頭ごなしに否定するのではなく、一定の理解を示したうえで反論するほうが効果的なことがあります。例えば、It's true that ... (〜というのはその通りですが) と相手の主張を事実だと認めておいてから、but と言って反撃に打って出るのも手です。That's true, but ... (確かにそうですが…) や、もっと単純に True, but ... (もちろん、しかし…) と述べてもよいでしょう。自分と対立する主張について true の語を使うと、議論に負けるように思えるかもしれませんが、実は英語の "true" には、一旦は譲歩しても次に逆襲が控えているという含みがあります。but に続けて、I think that ...、I believe that ...、my opinion is that ... などのフレーズで自説を展開できます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

I see your point, but ...

言いたいことはわかりますが…

▶相手の考えにも一応理解を示す、ということでは、I see your point, but ... というフレーズも使えます。この場合の point は「言い分」を表しますので、「あなたの言いたいことはわかります、しかし…」といったニュアンスです。see の代わりに take を使って、I take your point. でも「あなたの言い分はわかります」の意味になります。また、point は「要点」を表す場合もありますので、逆に相手の言っていることが要を得ない場合は、I think I missed the point. (おっしゃることが理解できませんでした) と言って、揺さぶりをかけることも可能です。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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