毎日Eトレ!【1250】要するに

デイビッド・セイン先生が教える
ディベートに役立つ英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はディベートに役立つ英語表現「私が言おうとしているのは〜」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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What I’m trying to say is ...

私が言おうとしているのは〜

 

言い直しをする

ディベートの途中で、自分の主張をうまく整理して伝え直したい時もあるかと思います。そんな場合には、What I’m trying to say is ... (私が言おうとしているのは〜) に続けて要点をまとめるとよいでしょう。これは「要するに…」といったニュアンスで、自分の話がごちゃごちゃしてきたような時に、すっきりと言い直すのに便利な前置きフレーズです。ここでの what は「何」ではなく「〜であるもの」という関係代名詞の役割をしています。たとえば what she wants to know なら「彼女が知りたいこと」を表します。また、try to do は「〜しようとする」。よく似た表現の try doing ですと「試しに〜してみる」の意味になってしまい、この場には相応しくないので、区別して使うようにしましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

To put it another way, ...

別な表現をすると〜

▶言い直しをしたい時は、To put it another way, ... (別な表現をすると〜) のフレーズも役立ちます。これは、話の内容は同じままで、ただ言い方だけを変えるという趣旨ですので、自分の主張を改めたことにはなりません。put it は、ある考えを「言い表す」。put it simply なら「簡潔に表現する」、put it in a nutshell なら「かいつまんで言う」の意味になります。相手の言っていることが不明瞭な場合に、Could you put it another way? (別の言葉で言っていただけますか?) と言い換えをお願いするのは失礼でなく、ビジネスの場でもよく使われます。 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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