毎日Eトレ!【1253】防災グッズ

デイビッド・セイン先生が教える
親子で楽しむ英会話

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は防災のフレーズ「どうして笛が災害時に役立つの?」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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A: How does a whistle help when a disaster strikes?
B: It can be used to let people know your location if you get trapped.

A: どうして笛が災害時に役立つの?
B: 閉じ込められた時、人に居場所を知らせるのに使えるからだよ。

 

防災のフレーズ

防災グッズ (emergency kit) のひとつとして、笛 (ホイッスル) を用意しておくことも大切ですね。笛の役割を聞かれたら、上のように答えることができます。get trapped は「閉じ込められる」という意味。trap は名詞で「わな」のことですが、be trapped by a blizzard (猛吹雪に閉じ込められる) のように、受け身の動詞として使えば「危険な場所から抜け出せない」という状況を表現できます。笛の役目についてさらに説明するには、It can be heard from far away. (遠くからでも聞こえる) と、遠方まで音が届くことを伝えてもよいでしょう。from far away は「遠く離れたところから」です。また、It can help people find you because they can follow the sound. (音のほうに行けばよいのだから、あなたを見つけやすくなります) のように、まとめて答えてもいいですね。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A: What is the whistle for?
B: It's good to carry a whistle in case you get trapped somewhere.

A: 笛は何に使うの?
B: どこかに閉じ込められた場合に備えて、笛を持っておくといいよ。

▶What is A for? は「Aは何のためですか?」と、使用目的などをたずねるフレーズです。回答の中の、in case ... は「〜するといけないから」「〜した場合に備えて」という用心を表します。It's better than trying to scream for long periods of time. (長い間、叫ぼうと努めるよりも良い) と付け加えることもできそうです。ちなみに「笛を吹く」は blow a whistle ですが、比喩として「不正を内部告発する」の意味で blow the whistle と言ったりもします。 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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