毎日Eトレ!【1301】子どもに寄り添う

デイビッド・セイン先生が教える
親子で楽しむ英会話 〜親子の愛情表現フレーズ〜

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は親子の愛情表現フレーズ「学校のことで悩んでいるようだけど、何でも話してね」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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It looks like you’re worried about school. Can I help with anything?

学校のことで悩んでいるようだけど、何でも話してね。

 

何でも話してね

子どもが何か悩んでいるようなのに話したがらない場合に、親から子どもにかけてあげる言葉です。It looks like ... は日常英語でよく使うフレーズで、「〜のようだ」の意味を表すカジュアルな言い方です。be worried about は「〜について心配している」で、about の後に the future を続ければ「将来が不安だ」という意味になります。Can I help with anything? は直訳すると「何か手助けしましょうか?」ですが、何でも力になるから相談してね、と子どもに寄り添っている姿勢を示すことができます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

If you need help, you need to tell me. I can’t help you if I don’t know what’s wrong.
助けがいるなら、ぜひ話してね。何が問題だかわからないと助けられないんだから。

▶子どもの相談に乗るという気持ちをよりはっきりと表すときの表現です。You need to ... は日本語にすると「あなたは〜する必要がある」と、かたい言い回しに聞こえますが、「〜しないとね」「〜したほうがいいよ」といった軽めの助言にもなります。ただ、逆に We need to talk. だと深刻な話を切り出すときの前置きなので、need to は状況によって使い分けましょう。wrong は「普通でない、問題だ」というニュアンスです。What’s wrong? なら「どうかした?」と、調子の悪そうな人を気づかう言葉になります。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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