ゆうさんの日本の家庭料理♡英語レシピ
味噌ポークチョップ

外国人の友達に作ってあげたい! 教えてあげたい!
人気お料理ブログ『お料理ダイスキ! ニューヨークおうちごはん』レシピ

外国人に教えてあげたい日本の家庭料理レシピ第12回は”味噌ポークチョップ”。ニューヨークのアストリア在住の人気お料理ブログ『お料理ダイスキ!ニューヨークのおうちごはん』のゆうさんに教えていただきました。

 

「日本では定番の豚肉のしょうが焼きですが、アメリカでは薄切り肉は手に入れにくい食材です。なのでアメリカで入手しやすいポークチョップ(豚の骨付きロース肉)をしょうが風味の味噌床に漬けてから焼くようにしました。バーベキューなどに持って行っても人気ですが、外国では宗教的な理由で豚肉を食べない人も多いので、事前に豚肉OKかどうか確かめてください。」とゆうさん。そんな骨付き肉を使った食べ応えがある生姜焼きレシピをどうぞ!

 

Ingredients

Pork chop, 2 lbs
For Mixed Miso Paste
Miso, 2 heaping tbs
Honey, 1.5 tbs (or 2 tbs of sugar)
Red wine, 2 tbs
Soy sauce, 1 tbs
A few slices of ginger

 

材料

ポークチョップ 1キロ
合わせ味噌
味噌 おおさじやまもり2
はつみつ おおさじ1.5(砂糖を使うならおおさじ2)
赤ワイン おおさじ2
しょうゆ おおさじ1
ショウガの薄切り 数枚

Directions

作り方

 

1) Mix all ingredients for mixed miso paste.

1)合わせ味噌のすべての材料をよく混ぜます。

 

 

2) Spread the meat chops with the mixed paste.

2) ポークチョップに合わせ味噌を塗りつけます。

 

 

3) Let them rest in a refrigerator for 2 to 3 hours. They can be stored in refrigerator up to 3 days.

3) 2,3時間冷蔵庫に入れておきます。このまま3日ほど保存できます。

 

 

4) Wash off the miso paste with cold running water and pat dry with kitchen paper.

4) 水で味噌を洗い流し、キッチンペーパーで水気を取ります。

 

 

5) Lightly oil a frying pan and heat over medium- high heat, and place the meat on it.

5) フライパンに油をひいて強めの中火で熱し、肉を入れます。

 

 

6)When the bottom is appetizingly brown, flip it and reduce heat to medium-low and cover until done.

6) 下面においしそうな焼き色がついてきたらひっくり返し、弱めの中火にして蓋をし、焼きます。

 

 

7)Pierce the meat near bone with a sharp knife and see the juice coming out. When it is clear and not red, it is done.

7) 骨の近くをナイフなどで刺してみて、あふれ出た肉汁を見ます。赤い血でなく透き通っていたら焼き上がりです。

 

ブロガーさんに聞いてみました

アメリカにしかない(流行っている)キッチンツールについて

アメリカのキッチンになくてはならないのはまずオーブンです。どんな小さなアパートでもキッチンには床置き型で内部上下に熱源があるオーブンがついています。大きさは、アメリカの感謝祭の定番ターキー(4キロから8キロ程度)を丸ごと焼きながらデザートや付け合せも余裕で一緒に焼けるほどといえば想像できるでしょうか。日本で主流のオーブンレンジだと、4キロのターキーなら天井に頭をこすってしまうサイズだと思います。
驚いたことに、一般家庭でダブルオーブンをお持ちの方もいます。ひとつのオーブン内が二層になっているのでなく、あの大きなオーブンがふたつ重なっているのです。日本でも大きなガスオーブンをお持ちの方はいらっしゃると思いますが、二台重なったオーブンはアメリカでしか見たことがありません。
普段はひとつしか使わないのですが、それこそ感謝祭やイースターなどたくさんの人が集まっておおがかりな食事をするときのためだそうです。肉屋で子豚を一頭丸ごと買ってスパンと両断したものを担いで行った人を見たことがありますが、あれを料理するならオーブンもふたつ必要だよな・・・と納得しました。子豚右は上オーブン、子豚左は下オーブンというふうにローストするそうです。台所は家庭の心臓という言葉がありますが、家庭の姿もまた社会の縮図であることを考えると、大きなもの・たくさんなものが大好きな国民性がダブルオーブンに遺憾なく現れていると思います。
余分な話になりますが、日本のオーブンレンジでは下火がなかったり弱かったりするものが多いため、外国のレシピで焼き菓子やパンを作ると焼き時間が長くかかったり、設定温度を高くしないとうまくできなかったりします。外国のレシピを試すときには気をつけてみてください。

 

 

■教えてくれた人  ゆうさん

「はじめまして! お料理が好きすぎて牛タンを振り回し、生タコを丸ゆでしてしまう情熱レシピブログです。NYのアストリア在住、夫ドテラはドイツ人。 日米独料理が多いですがスタイルにこだわらずなんでも作ります」
★ゆうさんのブログ『お料理ダイスキ! ニューヨークおうちごはん』
http://cookingloverskitchen.com

★ゆうさんからお知らせ『take a piece!』について
「お料理愛が高じ、ご希望の方に焼き菓子を提供⇒お代は募金してね!というチャリティーベーキングTake a Piece! 活動を個人で行っています。ニューヨーク在住の方にしかお渡しできませんが、フェイスブックでいいね! を押して応援してください」
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レシピ/ゆう 文・構成/甲斐真理恵


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